余命3ヶ月。【五条悟】

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楽しみな日はあっという間に来た。


「 よっ、久しぶり 」

最近聞いていなかったノック音すら懐かしく思えた。

『 久しぶりー 』

「 今日はどこ行く？ 」

『 その前に何かお忘れでは？ 』

と持ちかけてみたら は？ みたいな顔をしていた。

「 えっと？ 」

『 一ヶ月記念なんですケド？？ 』

ジトーっとした目で訴えかけるとあははっと笑い始めた。

何がおかしいの？と思い聞いてみると「 わぁってるよばーか。そのために今日まで頑張ってきたんだから 」と返されてしまった。

『 ほんと馬鹿。そういうとこだよ 』

なんて照れながら言う。

「 そんな馬鹿に惚れたのが誰でしたっけ？ 」

ニヤニヤとしながらも聞いてくる。

『 私だけど一目惚れしたのは誰でしたっけー？ 』

私もすかさずそういうとウゲっみたいな顔をしたがすぐに二人顔を見合わせて笑った。


こんな馬鹿みたいなやりとりすらも愛おしい。

なんて言ったら調子乗ったりして面倒だから本人には言わないけど。

「 気を取り直してどこ行く？ 」

昨日ふと行きたいなと思った場所があるので言ってみる。

『 スイパラいかない？ 』

そう昨日どこ行こうと思った時にスイパラを思い出したのだ。

「 うわ最高。よし早速行くか 」

そう言ってスイパラへ向かう。







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