私の学校には苺の王子がいる

人多っ！ ページ4

校門前の人だかりがまとめて来るとか言ってる間に


来てしまった

え、えぇ？人多くね

『うわっ！』

押される〜

あれ？

さよどこ行った？

見つからないんですが

いててて

押さないでー

まぁ呼ぶか

『さよー！どこー？』

さよ「こころー？てかめっちゃ前じゃーん！

無理！頑張ってー先行ってる！」

えぇ？ちょっと！置いてく気？

ﾋﾄﾞｲ！

あ〜流されるー


30分後

『ハァやっと人気が引いた……ってここどこー！』

入学式始まっちゃうよ

とりあえずあそこに居る人に聞こう

トントン

『あ…あの〜１年Ｂ組ってどこですか？ね？』

？「え！？1年？もっと向こうだよ校舎入ってすぐの階段あがったとこ」

『？？？？』

わかんねぇー

？「分かってなさそうな顔してるね」

エスパーですか？

？「連れてってあげる」

『！あ、ありがとうございます！申し訳ないです』

？「大丈夫、君名前は？俺は〜ななもりって言うんなだ２年Ａ」

『私は夜桜こころです』

な「そうなんだ、わかんない事あったらいつでもおいでね」

『はい！ありがとうございます』

な「あ、ここだよ」

ガラガラ

先「！こころさん！どこ行ってたんですか！初日から遅刻とは…

ななもりくん！？どうして？」

『こころちゃん迷っちゃったんです、許してあげて』

先「ななもりくんが言うなら……次からは気を付けてくださいね」

すごいなぁ先生も逆らわないすごい人なんだ

『はい！すみません』

なんか教室の中の生徒の目が光ってる…女子だけ

な「じゃあバイバイこころちゃんまた何かあったら来てね」

『はい！すみませんでした』

先「じゃあこころさんはころんくんの隣ね」

『はい』

不思議な名前〜髪も水色だ

静かに席につくと

ころんくん?に

こ「どこでなーくんと知り合ったんだよ」

なーくん？…あぁななもりさんかな？

『ななもりさん?』

こ「そうだよ」

『校門前の人だかりがまとめて来て流されたんです

そこで迷子になってたらななもりさんがいて連れてきてくれたんです』

こ「ふーん」

なに!?そっちから聞いといてふーんって

でもこの髪色どこかで見たようなー？ななもりさんがむらさき

このころんくんは水色

あ！

『あなたもしかしてあのー…苺の〜…人…？』

苺の人じゃねぇよ→←え？

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