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家族の仇敵。 ページ12

『姉さんは一度傷の手当てを…!!』
 
私は姉さんに言いながら上弦ノ弐の攻撃を受け流す。


童磨「泉莉ちゃんも速いね!!
しのぶちゃんより…強い?」
 

『貴様と話すことなどない!!』
 

そう言った途端、扉が開いてカナヲ姉さんが入って来た。
 

カナヲ「ッ、師範、泉莉!!」
 

『しのぶ姉さんの手当てを!早く!!』
 

 

童磨「自分の事も心配しなきゃダメだよ〜?」
 

 
そう言った童磨は私の視界から消える。
 


『(…来る!!)』


一瞬捕らえたヤツの位置から予測して刀を振るも、
肩と腰回りを少し斬られてしまった。
 


しのぶ・カナヲ「「泉莉!!」」

 

童磨「ほらね〜、でもちょっと予想外だったなぁ…
ちゃんと急所を突いてあげたと思ったのに。
 
流石“最速”の剣士だね!
 
・・・でもぉ」
 


痛い、斬られた・・・
 


 

血が流れ出るのが分かる。
 

長期の経験と努力がそれを生々しく脳へと伝えて気持ち悪い。

 
 



童磨「君、早さが長けてる“最速”ってだけで
最も強いっていう“最強”じゃないんでしょ〜?
しのぶちゃんよりかは強いかもしれないけど

君も比較的肉体が小さいからねぇ
出せる、得られる力も弱いんだろうねぇ…可哀そうに。

君が頼むのなら今すぐ頚をストンッて落としてあげるよ」
 



『誰がそんな事…!!』
 

そういって立ち上がろうとするも、脚に力が入らない…
 


姉さんたちは私が護らないといけないのに…!!
 

童磨「あ、そうだ!じゃあこれは助けられる〜?」
 
そういって童磨はしのぶ姉さんたちに連撃を放った。
 

カナヲ姉さんが咄嗟に技を放って不正だけど
しのぶ姉さんはそういかず
 



 



 


 


 


 


 




 


左手首を落とされてしまった
 
 

 


 



 

『ッ、しのぶ姉さっ』

 

痛みで上手く体が動かない。
 



 


「諦める」という言葉が頭の中を侵食し始める。
 

 
 


 


 

 




 



 

 



 

その時
 



 

 


 


 


 

 

 
カナエ「しっかりしなさい、花柱・栗花落泉莉」
 

『!』

姉の気持ち、家族の願い→←最終決戦開始



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響輝(プロフ) - みーさん» ありがとうございます!頑張ります!! (2021年11月3日 20時) (レス) id: d6b5ec7764 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 続編おめでとうございます✨最終決戦がどのような形になるのか楽しみです((o(。>ω<。)o))これからも頑張ってください!応援してます🔥 (2021年11月3日 20時) (レス) @page11 id: 91b6b6a73d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:響輝 | 作成日時:2021年10月29日 20時

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