月夜の蝶【鬼滅の刃×ブラッククローバー】

信じる ページ21

　
〜ヴァンジャンスside〜

　
正直、発見した時は心臓が止まったと思ったし
当時はそんなことを考える余裕はなかった。

　

ただの後輩兼部下でちょっと特殊であるだけの団員。
　
　
そう思っていたはずなのに
最近の危なっかしい様子を見ていたら心配で仕事が進まなくなってきた
　
　


　

ラン「ッ、団長
Aは？！」


走って乱れた息を整えながら私に聞く副団長のランギルス。

彼も同じ気持ちで或ることはずっと前から察していた
　

　

ヴァ「心臓を貫通していたらしいよ…目覚めるかは、わからない。
今はオーヴェンが全力で治療にあたってくれてる」


ラン「そうですか・・・」
　

　

それから約１時間が過ぎて、部屋の中からオーヴェンが出てきた。
　

オ「…Aさんですが」
　

　
私とランギルスと向かい合うようにしてオーヴェンが口を開いた
　

　
オ「傷口はふさがりました。
心臓部分の刺し傷も大きかったのが大分小さくなりましたし
　
‥‥目覚めについては、ご本人次第です」
　
　
ラン「傷口は完全には塞がらないの」
　
オ「ゆっくりと回復魔法をかけております。
傷口自体は今日中にでも塞がります」
　


ヴァ「もし、目覚めたとして
以前の生活には戻れるのかな」
　

オ「最終的には何もかも彼女次第ですが、傷さえ塞がれば復帰は出来ます。
　
精神状態が少し不安ですが…」
　

　
お礼を言うと、オーヴェンは他の人の方へと行った。
　

　

　
　
　
　
　



　

　
　



　


　


　


　



大丈夫だよ、Aを信じるんだ。
　


オーヴェンはメガネをまだ外さずにいた(・・・・・・)から
　

感情→←痛い、熱い、眠い・・・

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