【ブルーロック】チームVのお嬢様。【男主】 (ページ48)

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試合結果、惨敗。
　
　

俺と凛が1点ずつ入れたものの
向こうの個々の実力やチーム的にも敵わなかった。
　
　
　

(まあ、そうだろうとは思ったが…悔しいな。
早く今回の改善点を洗い出さないと)
　
　
　
　
　
　

　
　
　
　

　

「A、行くぞ」
　
　
　

　

部屋へ戻る。
　
　
冷たい廊下も、体の熱が遮断する
　
　
　

　

今までは画面の向こう側に居た選手達。
　

ソイツ等と戦って、1点取って。
　
　
　

　

　

(この状態では、ギリ及第点ってトコか？)
　
　
　

　

　

「遅ぇ」
　

　
　
　

凛の後ろを歩いてると、
考え込んでる所為か歩行速度が遅かったらしい。
　

凛は俺の手首を掴んで引っ張り出す。
　
　
　

(いや、コイツ
こんな歩くの早くなかっただろ)
　
　
　

　

心の中でそう思ってると
それを感じ取ったのか凛は俺を見下ろしながら云う。
　
　
　
　

　
　
　

　

「で、終わったか？」
　
　
　

その一言で行動の意味を察す。
　
　

俺を放っておけば考えすぎて
答えを難しくして、

結局答えは出るけど思考を巡らせ過ぎるから

こうやっていつもと違う事をして
止めてくれたんだろう。

　
　
　

　

　
　

　
「…ああ。ありがとな、凛」
　
　
「…ん」