【文スト×呪術廻戦】最強呪術師と迷ヰ犬廻奇譚。

第33話 ページ35

　
　
　

　
　
　



二人に背を向けて歩き出すと、太宰さんが追いかけて来た
　

　
　


私は手を上げずに軽く振り、
その場を彼と離れる

　
　


　

　
　
　


　

　








　
人の少ない道を歩いていると、
携帯に着信が入る
　

　
　
　
相手の名前を見てすぐに出た。


　

　

　
　
　

　
　


　

　







　


「ウェーイ硝子。どした？」

　


硝子『ちょ、アンタいつ帰ってくんの』

　
　






「さあ？」



　



突然訊かれて、適当に返事する。

　
　

　
　
　
　

　
　

硝子『何か京都校の卒業生に“一種類だけ術式コピーできる”って
術師が居るらしくてさ、
ソイツの術式使ってアンタを迎えに行くとか言ってるんだけど』

　
　

　
　



「は？メンド…。何とかしてよ」
　
　

硝子『私に言うな』

　
　






　

　






「面子は？」
　
　





　


硝子『私と、五条の家から一級二名、それと禪院から直哉』

　



「何で硝子が居んの？」
　

　

硝子『“もしA様に傷が一つでもあれば即皆殺しだ!!”って』
　

　
　

「アホくさ」
　
　








硝子『ちなその日私は、
結構良いワインを開けるつもりだった』
　

　
　
　







「それはゴメンね〜あっはは」
　
　




硝子『クズ死ね』
　

　
「でも来てくれるんでしょ？」
　

　
　
　




硝子『は？行く気無くなって来てたトコなんだけど』
　

　
　




「酷ッ。御当主様だぞ」
　



硝子『知るかバーカ』


　

　




「は？！」

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