前世は幼い推しを助けてﾀﾋにましたが、現世は前世助けた推しの奥さんになるようです

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CSS 前世、私は警察官だった。

想像以上に過酷な毎日だったがそれ以上にやりがいを感じていた。

そんなある日事件は起こった。

ー二丁目、大通りの交差点にて事故発生。付近にいる警官は直ちに現場へ向かってください。

今日も五月蝿い程の声が無線から流れる。

私は付近にいたこともあり足早に交差点へ向かっていた。

運が良いことに横断歩道の信号機が青だった。

少し前には小学生くらいの男の子が一人いた。

見守っていると信号無視したトラックが横断歩道に突っ込んで来た。

「っ！危ない！」

いつの間にか体が勝手に動くと男の子を押して私だけトラックの前に取り残しされてしまった。

男の子を押した安心感と達成感でふっと力が抜けて走れなくなってしまった。

そして、ドンッという鈍い音が脳裏に響き渡った。

···

ちょっとして前世の記憶を持ったまま私は生まれてきた。

大きくなり、また私は警察官になる道を進んだ。

唯一変わった事といえば推しができたことぐらいか。

まさか推しが助けた子だなんて···！執筆状態：連載中