. kaito ページ22
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兵 『 今の!田代に聞いて欲しかった 〜 ! 』
なんて急に言い出す 。どうやらAが照れてる所を見たいらしい。
須 『 顔真っ赤にするだろうな 』
石 『 ちょ、田代呼ぼうぜ ? なあ、里見! 』
『 何で俺?石倉が呼べば良いだろ 笑 』
真 『 里見が呼ぶ方が嬉しそうな顔するからじゃないの? 』
中 『 さらっと毒吐いたね 、、』
周りの圧というか石倉と兵頭の圧がすごかったから希望通り俺が呼んでみる
『 わかったわかった 、 A 』
するとAはくるっと俺の方を向くとパッと花が咲いたような笑みを浮かべる。諏訪達に一言断りを入れるとパタパタと足音を響かせながら 俺のとこまで来た 。
貴『 なーに、海斗 』
いつものようにさらっと頭を撫でると 猫のように擦り寄る素ぶりを見せる。
『 こいつらが呼べっていうから 』
と 石倉達を指すと 机に突っ伏して何やら悶えていた。
... 末期だな。
遠くの方で聞こえる水越達の黄色い悲鳴 。
A関連かな と 容易に想像がつく 。
自分のせいでこうなってると思ってもない此奴は
貴『 どうしたの?大丈夫? 』
机に伏せてる2人を心配してるご様子。 水越達の声に関しても気になるみたい。キョロキョロ色々なとこを向く姿。此奴の前世は犬なのか 猫なのか 。
『 気にしないで良いよ 、ほら おいで 』
華奢で真っ白なAの腕を引っ張り後ろから包み込むように抱き寄せる 。すると 頬を真っ赤に染め 恥ずかしさからか 目を潤ませて 俺を見上げる。
嗚呼 学校でよかった 。
欲望まみれな思考を巡らした。
事の発端 兵頭と石倉が騒ぎまくって まじでうるさい 。
甲斐と須永は 黙ってるけど耳赤いの見えてるし。
特に興味なさそうだった真壁と中尾も これはやばいね って話してる。
Aをこんな表情にさせるのは俺だけっていう優越感とこれ以上見せなくないっていう独占欲 。
俺はAの耳元でそっと一言 。
Aは少し慌てながら
『 は?何言ってんの!もう知らない ! 』
と 諏訪達の方に戻った 。
艶のある髪から見える耳が真っ赤に染まってる。
兵 『 おい!今田代になんて言ったんだよ ! 』
『 ん?内緒 。ほら自習終わるよ 。 』
と強制的に 話を終わらせると タイミングよくチャイムが鳴った 。
彼女の耳元で囁いた言葉 。
『 _______ 今日の夜 楽しみにしててね ? 』
優しくできそうにねえわ 。
嗚呼 、早く帰りたい 。
そして彼奴と ____ 。
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すずめ。(プロフ) - mkさん» コメントありがとうございます!虹モチーフに作ってたので気づいて頂けて嬉しいです! (2019年4月3日 0時) (レス) id: eb9b5347c3 (このIDを非表示/違反報告)
mk - 雨の日 だけを読んですぐコメントしてしまったので。。。すいません (2019年4月2日 19時) (レス) id: 0afab2b661 (このIDを非表示/違反報告)
mk - 雨の日 の内容が 虹 の歌詞に似ててびっくりしました!!めっちゃ胸キュンです!! (2019年4月2日 19時) (レス) id: 0afab2b661 (このIDを非表示/違反報告)
すずめ。(プロフ) - 涼宮美桜さん» 本当ですか!めちゃくちゃ嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2019年4月1日 0時) (レス) id: eb9b5347c3 (このIDを非表示/違反報告)
すずめ。(プロフ) - ぺんちゃんさん» ありがとうございます!ゆっくりながら頑張ります! (2019年4月1日 0時) (レス) id: eb9b5347c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すずめ 。 | 作成日時:2019年3月5日 2時