手錠生活2日目。 ページ7
私たちが朝ごはんを食べてゆっくりしていると...
さ「あれ?今日は何日だっけ...ってあぁ!!!」
A『いやどったの。』
さ「今日LIVEだった...今からリハ...」
A『あっはい。今から行こうか。』
さ「なーくんにLIMEしとこ...」
A『あ、私がしとくから持ち物準備して。』
さ「りょ、てか手錠してるんだからこっちこいよww」
A『ごめん忘れてたわww今打ちながらついてく。』
A《なーくん、なーくん!》
ななもり。組長《なんやぁ(^∇^)》
A《申し訳ありません。LIVEのリハ遅れます。その分本番頑張りますので。》
ななもり。組長《なら良し。怪我しないように。けど早く来てね!》
A《りょうかいです!》
やばい、なーくんの優しさが詰まってる...
ごめん名前ななもり。組長だわ。
A『さとちゃん、LIME終わった。はよいこ。』
さ「ごめんありがと早くいこ!」
あらま、息継ぎ無しでよく言えたね(誰やねん)
てかさとちゃん走ってるけど私遅いから手が痛いんですが()
さ「ハァ...ハァ...」
A『さと、さとちゃん!早い、早いよ!!』
さ「あっ、ごめん。んと、手繋いだ方がいいか。ん。」
と言い、さとちゃんはこちらに手を差し出してきた。
ん、やっぱりイケメンやな。てかもう方言ありでいいやろ。
私は出された手を無言で掴む。
さ「走るぞ!」
A『うん!頑張る。』
私の手を引き走るその背はまるで、王子様のようだった。
駅に着いた。あとは3分後に来る電車に乗るだけ。
さ「あのさ、A。」
A『ん?なにさとちゃん。』
さ「ごめん。」
A『え...?』
さ「俺、全然Aのこと分かってないしたくさん苦労させてるじゃん?
だから..俺に気を使って、我慢させてないかなって...」
俯き、心配そうに言うさとちゃん。
そんなこと、ないのに。むしろ、私が迷惑をかけていないか心配なくらいだ。
A『そんなことないよ。むしろ私が足遅くて女だから...って
さとちゃんに無理させてない?大丈夫...?』
私も不安そうに言うと、さとちゃんはいつもの笑顔でこう言った。
さ「俺は迷惑かけられるの、好きだよ。
だって放って置かれるより、人の頼りになりたいし!
だから、いっぱい頼っていっぱい迷惑かけていいよ。(ニコッ)」
さとちゃん。いや、櫻井 里美さん。
私はあなたの優しさと笑顔に_____
惚れました。
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ふる。 - 相談乗るの下手くそでごめんなさいねっ!!! (2019年7月23日 14時) (レス) id: 003975065d (このIDを非表示/違反報告)
ふる。 - ぷりんさん» だから「大丈夫じゃないでしょ。おせっかいかもしれないけど、好きだからおせっかいするんだよ!」って言うのはどうでしょうかね? (2019年7月22日 2時) (レス) id: 003975065d (このIDを非表示/違反報告)
ふる。 - ぷりんさん» きっとその子は「自分を助けるとぷりんさんがいじめられる」と思っているんじゃないでしょうか。 (2019年7月22日 2時) (レス) id: 003975065d (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん - 性同一性障害の友達がいるんです。でも、その子は虐められてて、助けるといっても「大丈夫。なんもしなくて良い」と言われますが助けても良いのでしょうか (2019年7月20日 0時) (レス) id: bd2dd5a67e (このIDを非表示/違反報告)
ふる。 - キツネさん» ☆洗脳完了☆ (2019年7月15日 20時) (レス) id: 003975065d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふる。 | 作者ホームページ:http://sakura///satomi
作成日時:2019年6月27日 21時