検索窓
今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:39,799 hit

手錠生活2日目。 ページ7

私たちが朝ごはんを食べてゆっくりしていると...

さ「あれ?今日は何日だっけ...ってあぁ!!!」

A『いやどったの。』

さ「今日LIVEだった...今からリハ...」

A『あっはい。今から行こうか。』

さ「なーくんにLIMEしとこ...」

A『あ、私がしとくから持ち物準備して。』

さ「りょ、てか手錠してるんだからこっちこいよww」

A『ごめん忘れてたわww今打ちながらついてく。』


A《なーくん、なーくん!》

ななもり。組長《なんやぁ(^∇^)》

A《申し訳ありません。LIVEのリハ遅れます。その分本番頑張りますので。》

ななもり。組長《なら良し。怪我しないように。けど早く来てね!》

A《りょうかいです!》


やばい、なーくんの優しさが詰まってる...

ごめん名前ななもり。組長だわ。


A『さとちゃん、LIME終わった。はよいこ。』

さ「ごめんありがと早くいこ!」


あらま、息継ぎ無しでよく言えたね(誰やねん)

てかさとちゃん走ってるけど私遅いから手が痛いんですが()


さ「ハァ...ハァ...」

A『さと、さとちゃん!早い、早いよ!!』

さ「あっ、ごめん。んと、手繋いだ方がいいか。ん。」


と言い、さとちゃんはこちらに手を差し出してきた。

ん、やっぱりイケメンやな。てかもう方言ありでいいやろ。

私は出された手を無言で掴む。


さ「走るぞ!」

A『うん!頑張る。』


私の手を引き走るその背はまるで、王子様のようだった。

駅に着いた。あとは3分後に来る電車に乗るだけ。


さ「あのさ、A。」

A『ん?なにさとちゃん。』

さ「ごめん。」

A『え...?』

さ「俺、全然Aのこと分かってないしたくさん苦労させてるじゃん?

だから..俺に気を使って、我慢させてないかなって...」


俯き、心配そうに言うさとちゃん。

そんなこと、ないのに。むしろ、私が迷惑をかけていないか心配なくらいだ。


A『そんなことないよ。むしろ私が足遅くて女だから...って

さとちゃんに無理させてない?大丈夫...?』


私も不安そうに言うと、さとちゃんはいつもの笑顔でこう言った。


さ「俺は迷惑かけられるの、好きだよ。

だって放って置かれるより、人の頼りになりたいし!

だから、いっぱい頼っていっぱい迷惑かけていいよ。(ニコッ)」


さとちゃん。いや、櫻井 里美さん。

私はあなたの優しさと笑顔に_____





惚れました。

作者からのお知らせ→←手錠生活1.8日目。(1日目終わり)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (65 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
246人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ふる。 - 相談乗るの下手くそでごめんなさいねっ!!! (2019年7月23日 14時) (レス) id: 003975065d (このIDを非表示/違反報告)
ふる。 - ぷりんさん» だから「大丈夫じゃないでしょ。おせっかいかもしれないけど、好きだからおせっかいするんだよ!」って言うのはどうでしょうかね? (2019年7月22日 2時) (レス) id: 003975065d (このIDを非表示/違反報告)
ふる。 - ぷりんさん» きっとその子は「自分を助けるとぷりんさんがいじめられる」と思っているんじゃないでしょうか。 (2019年7月22日 2時) (レス) id: 003975065d (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん - 性同一性障害の友達がいるんです。でも、その子は虐められてて、助けるといっても「大丈夫。なんもしなくて良い」と言われますが助けても良いのでしょうか (2019年7月20日 0時) (レス) id: bd2dd5a67e (このIDを非表示/違反報告)
ふる。 - キツネさん» ☆洗脳完了☆ (2019年7月15日 20時) (レス) id: 003975065d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ふる。 | 作者ホームページ:http://sakura///satomi  
作成日時:2019年6月27日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。