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きんときside
早く会わなきゃ。Aに逢いたい。
気付いた気持ちに拍車がかかるように体が火照る。
俺、Aが＿＿＿＿。
レナ「…………分かった。ｸﾞｽｯ。こんな屈辱ッ…………有り得ないもん！……さようなら！！」
でも一つ、お礼を言わなければ。
「気付かせてくれてありがとう。レナ」
レナ「……………………ッ！！」
名前を言った途端体を跳ねらせ足を止めた。しかし赤くなった耳を隠して振り向く事なく走り去っていった。
俺も悪いから、これ以上は彼女を責められない。
「これから、どうすっかなぁ……………………」
Aに逢いたいとはいえ、彼女の家は知らないし増してやもし本当に魔界とかに居たら手の打ちようがない。
だがこのままじっとしていても落ち着く気がしない。
俺はどうしたらAに逢えるんだ＿＿＿＿。
？「居た！！大変だよきんさん！！！」
夏祭りの時に散々聞いた生意気な声。
Aと彼は元から友人だから、そんな彼ならAの居場所を知っているかもしれない。
声の方へ振り返ってみれば＿＿＿＿5人もの姿がそこに居た。
……なんか、Aの周りに男多いな。
br「……はぁ……はぁ………………やっと見つけた！ヤバい、ヤバいよ！……A！！Aがぁぁあ！！」
「…………A！？Aに何があったんだよ！」
na「お、落ち着けぶるーく！それにきんときも……取り敢えず一旦ね、自己紹介するわ」
それからなかむ、スマイル、きりやんという三人のAの幼馴染を紹介された。
三人、幼馴染、男…………。
これ、ぶるーくと初め会った時と同じ感覚だ。やっぱり妬いてるんだろうなぁ俺。
もしかしたら彼女にとっての特別は俺だけのものじゃなかったのかも。
na「もう分かってるだろうから言うけど…………俺達は悪魔だ。同じく、Aも」
何でこう、寄りにも寄って俺は悪魔を引き寄せる才能があるのかな。
悪魔は嫌いだ。嫌いなんだよ＿＿＿＿。
sm「もろに険しい顔すんなよ」
kr「警戒しなくても別にいいよ。俺らキミを襲いに来た訳じゃないし。むしろお願いがあるんだ。……助けて欲しい」
na「きんとき。キミにしか頼めないんだ」
俺にしか頼めない。助けて欲しい＿＿＿？
レナの時のようにならないように、ずっと目線を下にやっていたのが無意識に彼らの方に向けていた。
まさか。まさかまさか。
「A＿＿＿Aは何処？」
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うさちゃ(プロフ) - mekanさん» コメントありがとうございます！面白いと言って頂けて本当に嬉しいしとても光栄です！！これからも応援よろしくお願いします！！！笑 (3月26日 8時) (
レス) id: 1f3f4e31c6 (このIDを非表示/違反報告)
mekan - コメント失礼します！！めちゃくちゃ面白いです！！一つ一つの言葉がうまく表現されていて続きが気になりまくりました！！Nakamu さんのお話も頑張ってください！！ (3月20日 19時) (レス) @page20 id: facc464c1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさちゃ | 作成日時：2023年7月27日 12時
