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代表選手達のダンスが終わり、一般生徒達も参加の舞踏会が開演した
皆それぞれに楽しみながら音楽に身を委ねている
ハリーも無事に相手を見つけたようだ……少し動きが硬いけど、練習の成果が良く出ていて堂々としたリードっぷりだった
『……楽しそうですね』
｢そう思うのならポップルウェル先生も行ってきたらどうですかな？
無論、吾輩は御免被るが｣
『相手がいないんですよ』
｢ふん、大勢の女子生徒を泣かしておいて良く言う
その言葉、この会場にいる男子諸君には嫌味に聞こえてしまいますぞ｣
『泣かせてませんって』
隣に立つセブルスとそんな小言を言い合いながらも、僕は会場の華やかさに終始ニコニコしていた
ふと、視界の端の方でマダム・マクシームとロマンチックな雰囲気を醸し出しているハグリッドが見えて目を瞬かせる
『……ハグリッド、まさかマダム・マクシームと？』
｢巨人族同士気が合うのだろう
今宵は無礼講だ……あまり見てやるな｣
『……へぇ、知らなかった』
良いなぁ、こんなロマンチックな雰囲気の中好きな人とダンスが出来たら楽しいだろうなぁ……なんて、そんな事を思いながら愛しい彼を思い浮かべる
｢ポップルウェル先生｣
『……！あ、マクゴナガル先生』
突然声をかけられてビクッと肩が跳ね上がる
目の前に居たのはニコニコ顔のマクゴナガル先生だった
｢貴方にしては珍しくお相手が居ないようですね？
……誰も誘わなかったのですか？｣
『えへへ、……振られちゃいました』
テキトーな答えを張りつけて冷や汗をかく僕に、マクゴナガル先生はにっこりと笑って僕を見た
｢では、私と踊りましょう｣
『ﾍｯ?』
｢相手が居ないのでしょう？貴方のように人気のある殿方が壁の花とは勿体ない
今日は記念すべき日です、貴方が踊らなくてどうします………セブルスならまだしも｣
｢………｣
『……ﾌﾌｯ、いたっ』
｢大方、注目されるのが面倒くさくてせっかくのお誘いを全てお断りしたのでしょう
これではホグワーツの面目が立ちません、さ、分かったら早く私といらっしゃい｣
僕は暫く尻込みをしていたが、マクゴナガル先生の鋭い視線に諦めて溜息を吐いた
そして襟元を正して跪く
『……分かりました
それでは……』
｢？｣
『1曲お願いできますか？Ms.マクゴナガル』
｢……えぇ、勿論｣
こうして僕は先生をエスコートしながら会場の真ん中へと足を踏み出した
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わさび(プロフ) - やよいさん» コメントありがとうございます！体調の心配も……なんてお優しい！！！更新遅れてすみません！もう少ししたら再開致しますのでお待ち頂けると幸いです！ (5月22日 22時) (
レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
やよい(プロフ) - 初コメ失礼します！お話とてもおもしろかったです！お体に気をつけながら更新がんばって下さい！応援しています！ (5月20日 19時) (レス) @page38 id: fcb1a6dad0 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - 真昼さん» 返信が遅くなり申し訳ありません！！！！待っていてくださる方がいてとても嬉しいです！！！！暖かいコメント、本当にありがとうございます！！！！！ (2023年5月9日 0時) (レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - ヴォルデモートが登場するのが、待ち遠しいです！！ 続きも頑張ってください！ ずっと応援しています！ (2023年5月6日 21時) (レス) @page36 id: 4aa49d82fe (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - 散歩するトマトさん» こんな時間に……っこんな時間に読んで頂きありがとうございます！！！！お優しいコメント痛み入ります……、寝て……寝てください……() (2023年3月27日 1時) (レス) @page31 id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わさび | 作成日時：2022年10月29日 22時
