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『………ん』
深く沈んでいた意識が浮上する
気絶した僕を誰かがベッドに運んでくれたのだろうか、見慣れた天井が見える
どうやらここは僕の自室らしい
天井をぼんやりと見上げながら寝起きの頭を叩き起す
確か僕は森でリーマスと………
『……っ
リーマスは！！！』
ガバッと起き上がると、物凄い勢いで頭を叩かれた
あまりの衝撃に目を白黒させながら横を見ると、物凄い剣幕をしたセブルスが立っていた
『セブルス……』
「寝ろ」
『………、
あの、どうしてここにセブルスが？』
「寝ろと言ったのが聞こえなかったか」
こちらを睨みつけながら肩を押すセブルス
何故か力が入らずされるがままベッドに逆戻りしたが、状況がよく分からない
セブルスは確か………暴れ柳の所でウィーズリー君とMsグレンジャーを……
僕が困惑しているのを知ってか、セブルスが恐ろしい声で全てを説明してくれた
ウィーズリー君を念の為に医務室に送り届けてくれた彼は、Msグレンジャーを彼に付き添わせ森に戻った
そこで見たのは、池のほとりで気絶しているシリウスとハリー
セブルスはすぐにシリウスを拘束し、他の職員と城の牢に連行した後ハリーも医務室に運ばれた
そこで僕とリーマスが居ないことに気づいたセブルスは、もう一度森へ
湖から少し離れた所に木々が倒れている場所があり、そこに変身が解けたリーマスと血まみれになった僕が倒れていたらしい
僕達を自室まで運んでくれた彼はとりあえず死にかけていた僕を急いで手当してくれた、と………
また彼の手を煩わせてしまった申し訳なさに僕は静かに目を伏せた
『……リーマスは？』
「未だ夢の中だ
どうやら相当強い衝撃を受けたらしい
暫くは動けんだろう」
『………』
「………これで目が覚めたか」
セブルスは荒々しく薬品を仕舞いながら僕に問いかける
『………どういう意味ですか』
「あの男の傍にいたが為にお前は死にかけた
ポッターも心に酷い傷を負う羽目になった」
『………それはリーマスのせいじゃありません
僕がもっと早く脱狼薬の事を思い出していればこんな事には』
「脱狼薬の事も、今宵が満月であった事も
全ては奴の問題だろう？
それを忘れたのはルーピン自身であり、責任は全てあいつにある
違うか」
『………』
セブルスの厳しい言葉に僕は何も言い返せなかった
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わさび(プロフ) - mikittyさん» そう言って頂けて嬉しいです！！！私も皆さんからのコメントで元気をもらってます！！！ (2022年10月25日 16時) (
レス) @page47 id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 更新多めで嬉しいです、ありがとうございます！！ (2022年10月25日 16時) (レス) @page46 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - mikittyさん» リクエストありがとうございます！ひゃぁぁぁ！それはキュンキュンしそうですね！！承知致しました！作成まで少々お待ちくださいませ！！！ (2022年10月19日 0時) (レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
見知らぬ子猫(プロフ) - わさびさん» ありがとうございます！楽しみにして待ってます！ (2022年10月19日 0時) (レス) id: 1647542551 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - 見知らぬ子猫さん» リクエストありがとうございます！承知致しました！めっちゃくちゃにあんまあまに甘やかさせて頂きます！！笑 作成まで少々お待ちくださいませ！ (2022年10月19日 0時) (レス) @page33 id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わさび | 作成日時：2022年9月30日 22時
