憧れだからの段2 ページ46
Aと与四郎は、裏裏山のあまり人が来ない場所へと向かう
木々が生い茂る場所だが、日がしっかりと当たり、明るい場所だった
『この辺でいいかな。それで、与四郎は何から学びたい?』
与四郎「んーとな、あれ!体術を教えてくれんか⁈」
『体術か、わかった!んじゃ…早速身構えて。』
Aが与四郎に向き合い、腰を低くして身構える
与四郎も体をわちゃわちゃと動かし、取り敢えず体制を正した
『行くよ!よいしょっと!』
与四郎「へ?だわぁぁぁ!」
目の前に居たAが消えたと思ったら、一瞬にして驚く与四郎を投げ飛ばした
ぽかんとした顔で空を見る与四郎にAが手を差し伸べる
その白い手を取り、立ち上がると目をキラキラと輝かせた
与四郎「A、やっぱりすっげえな!本当におらの憧れだぁ!」
『え、憧れ?』
与四郎「おう!初めて会った時から、すっごい綺麗なのに、物凄い強くて、しかも頭もいい!こんな、すっげえ人居たんだと思っとったんだ!」
『凄い素直だよな、与四郎。』
顔をずいっと近づけて、Aの凄い所を話しまくった与四郎に愛里はそう言った
心なしか、少し照れてしまったので、話を逸らした様にも見える
与四郎「そうか?おらは、本当の事をAに言いたかっただけだぁ!」
『なるほど。ありがとな。』
嬉しそうに笑う顔を少し隠しながら、Aはお礼を言った
何とも、与四郎の素直さにはやられてしまうなと思いながら
その後も、与四郎に体術の基礎を教えながら、模擬対決などをして、教えているA
熱心に取り組む与四郎は、段々と体術を身につけて行った
『随分と短時間でキレが出たもんだな。』
与四郎「Aの教え方が、上手だからだべ!」
『そんじゃ、もうひと勝負するか!』
与四郎「おーし!頑張るぞ!」
二人は、向かい合い、体制に入る
目を互いにしっかりと見つめてから、一歩を踏み出した
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satochan0101(プロフ) - アクヤさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年8月11日 11時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - 頑張って下さい(*>v<*) (2019年8月11日 9時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - 桃華さん» 本日は、晩御飯を食べ終わってから更新します!沢山かはわかりませんが、出来るだけ多く更新出来るようにします! (2019年7月18日 20時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
桃華 - 今日は沢山更新なさるのですか? (2019年7月18日 19時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - 桃華さん» お楽しみに!先程、続編に続きを更新しました! (2019年7月18日 18時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:satochan0101 | 作成日時:2019年6月24日 17時