絶対に取り戻すの段16 ページ31
様々な委員会が先輩の帰りを喜ぶ中、生物委員会は不思議な雰囲気となって居た
Aが生物委員会の後輩達を強く抱きしめて居たのだ
まるで、もう離れないでと言っているかのように
孫兵「A先輩?」
『良かった…本当に良かった…もう、このメンバーの生物委員会では無くなってしまうんじゃないかと思って…』
途切れ途切れに話す愛里に後輩達は、目を潤ませる
八左衛門は、目から大粒の涙を流すと腕をAの背中に回した
竹谷「ごめんなさい!俺が…もっと気をつけていれば!」
『謝らないで。八左衛門が無事だったんだ。私は心から安心している。』
孫兵「そうですよ。また、どっかに行ったら次は毒虫ですから…!」
虎若「心臓がドキドキしてる…夢じゃないよね?」
三治郎「夢じゃないよ…、竹谷先輩…良かった!」
一平「何時もの生物委員会に戻りましたね!」
孫次郎「お帰りなさい。竹谷先輩。」
竹谷「うん。ただいま。」
その夜、手当てを受けた生徒達はぞろぞろと部屋へと戻っていく
Aは、長屋へ戻ると昨日と違い、何時ものように明かりがついた部屋を見て微笑んだ
六年生達は、Aが帰って来た事に気づくと思いっきり抱きついた
立花「聞いたぞ。Aが指揮をとったんだってな。」
善法寺「怖かったよね…本当に…僕達を戻してくれてありがとう。」
『当たり前の事だ。大事な皆んなを自分がどうなろうと助けようと思うのは、誰だってそうだろ?』
潮江「だとしても、Aには感謝の気持ちで一杯なんだよ。」
中在家「もう…こんな風に離れたくない」
七松「私達は、六年間仲間として過ごして来たんだ。何があろうと味方だ。」
食満「明日から、また何時もの毎日だな。」
『うん…!また何時もの毎日を一緒に過ごそう!』
満月の夜に、六年生は固く抱きしめあったのでした
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467907さん、ありがとうございました!
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satochan0101(プロフ) - アクヤさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年8月11日 11時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - 頑張って下さい(*>v<*) (2019年8月11日 9時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - 桃華さん» 本日は、晩御飯を食べ終わってから更新します!沢山かはわかりませんが、出来るだけ多く更新出来るようにします! (2019年7月18日 20時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
桃華 - 今日は沢山更新なさるのですか? (2019年7月18日 19時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - 桃華さん» お楽しみに!先程、続編に続きを更新しました! (2019年7月18日 18時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:satochan0101 | 作成日時:2019年6月24日 17時