絶対に取り戻すの段2 ページ17
『どうゆうつもりだ!答えろ!』
雑渡昆奈門「まあまあ、そんな怒らないでよAちゃん。」
八方斎「つい先程な、我々ドクタケ城はタソガレドキ城と手を組み…忍術学園の五、六年生を操る事にしたのだ!」
高く笑う八方斎にAは、怒りの目を向ける
しかし、何故Aは操られていないのか
其処が疑問だった
『何故、私以外を?』
八方斎「何時もお前は、一人で大勢の敵を一瞬で倒してしまう。恐ろしい程に強いお前でも仲間には攻撃出来ないだろ?」
『それと何の関係がある!』
八方斎「仲間と戦う苦しみを味わってもらおうと思ったのだ!」
雑渡昆奈門「いじわるだなぁ…」
悪い笑みを浮かべる八方斎を雑渡昆奈門は、横目で見る
Aに目線を向けると、拳を震わせていた
八方斎「そんじゃ、御前達。行け!」
尾浜「わかりました…」
一斉に武器を掲げた五、六年生が向かってくる
Aは、一つ一つ避けながら距離を取っていた
しかし、相手は11人もいる
唇を噛み締めたAは、風を操り全員を吹き飛ばした
『…忍術学園へ知らせなくては!』
怯んだ隙に、Aは忍術学園へと駆け出す
少し後ろを振り向くと、武器を持ちながら光のない目で見てくる仲間達が居た
忍術学園へ着いたAは、大急ぎで学園長先生の元へ向かい、今までの事を話した
学園長先生は険しい顔をした後、Aの目をしっかりと見た
学園長「よし、今から五、六年生の奪還作戦を行う!」
『御意!全員に知らせて来ます!』
学園長「ちょっと待て。もう一つ言うことがある。」
呼び止められたAは、驚くべき事を聞かされたのだった
学園長「五、六年生の奪還作戦の指揮は…A!お主に任せる!」
『そ、そんな!何故私が…』
学園長「お主の指揮は的確じゃ。仲間を取り返すにはAが指揮すべき!」
力強く言われたAは、一瞬俯いたものの、脳裏に浮かぶ仲間の姿に決心した
大きな声で了承すると、矢羽根で他の学年を集めに向かった
『よく集まってくれた。』
滝夜叉丸「あれ?五、六年生は実習の筈じゃ…」
数馬「他の先輩方は?」
『落ち着いて聞いてくれ。…私以外の五、六年生はドクタケ城とタソガレドキ城によって操られてしまった。』
三木ヱ門「…え?」
三郎次「じょ、冗談ですよね⁈」
Aは、首を横に降る
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satochan0101(プロフ) - アクヤさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年8月11日 11時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - 頑張って下さい(*>v<*) (2019年8月11日 9時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - 桃華さん» 本日は、晩御飯を食べ終わってから更新します!沢山かはわかりませんが、出来るだけ多く更新出来るようにします! (2019年7月18日 20時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
桃華 - 今日は沢山更新なさるのですか? (2019年7月18日 19時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - 桃華さん» お楽しみに!先程、続編に続きを更新しました! (2019年7月18日 18時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:satochan0101 | 作成日時:2019年6月24日 17時