絶対に取り戻すの段3 ページ18
首を横に振ったAに他学年の目は絶望の色に染まる
何時も委員会などで、お世話になっている先輩が敵になっている状況を直ぐに受け入れる事は出来なかった
Aも唇を噛み締めながら、全員を見る
『そのため、明日…五、六年生奪還作戦を行う!指揮を行うのは私だ!』
悔しい気持ちを振り払い、これからの事を包み隠さず話したA
四年生は、不安に押しつぶされそうになりながらも、後輩達を支えながら作戦を了承した
守一郎「戦うのは、四年生とA先輩ですか?」
『違う。残された私達全員が戦うんだ。』
左門「と言う事は、下級生もですか⁈」
久作「二年生までは良しとしても、一年生は危険すぎます!」
確かに、一年生を強敵と直接戦わせるというのは危険すぎる
Aもその事を十分に分かっていたので、ちゃんと作戦を考えていたのだ
『落ち着け。一年生と二年生は直接五、六年生とは戦わず、ドクタケ城の動きを止めて欲しい。』
きり丸「ドクタケ城?タソガレドキ城は?」
『タソガレドキ城は、ドクタケ城と上辺だけ手を組んでいるんだ。だからタソガレドキ城は攻撃をしてくる事は無い。』
先程のタソガレドキ城の様子から、手を直接下そうとはしていないとAは確信した
しかし、恐らく効果を消す薬を持っているのはタソガレド城
それでいて、タソガレドキ城とドクタケ城の誰だろうと命令すれば、操れてしまう
厄介な事になる前に、攻撃をしてくるドクタケ城の動きを全て抑えてしまえばいいのだ
『だから、一年生と二年生は土井先生と山田先生のと一緒に隙をついてドクタケ城を倒して欲しいんだ。』
藤内「とゆう事は、直接五、六年生と戦うのは…A先輩、四年生、三年生という事ですか…」
タカ丸「きっと…怖いかもしれないけど…」
喜八郎「今は、先輩方を攻撃する事に対する悲しみとかの気持ちは捨てなくちゃダメだよ。」
滝夜叉丸「喜八郎!」
『喜八郎の言ったことは、間違ってない。取り戻す為にも全力を尽くすぞ!』
「「「「「はい!」」」」」
『先生方は、土井先生と山田先生以外は忍術学園に残る方と合図を鳴らす方に分かれてもらいます。』
山本シナ先生「合図って?」
木下先生「攻撃から、一時逃げた五、六年生の居場所を知らせると言うことか。」
『その通りです。合図を貰った私達はそちらへ向かいます。』
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satochan0101(プロフ) - アクヤさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年8月11日 11時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - 頑張って下さい(*>v<*) (2019年8月11日 9時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - 桃華さん» 本日は、晩御飯を食べ終わってから更新します!沢山かはわかりませんが、出来るだけ多く更新出来るようにします! (2019年7月18日 20時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
桃華 - 今日は沢山更新なさるのですか? (2019年7月18日 19時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - 桃華さん» お楽しみに!先程、続編に続きを更新しました! (2019年7月18日 18時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:satochan0101 | 作成日時:2019年6月24日 17時