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六年生のお泊まりの段4 ページ1

Aは、母と祖母と厨房に入ると使用人に混ざりながら料理を始めた



作るのは、天ぷらや茶碗蒸しなどの和食料理だ




野菜を切りながら、作業を進めていると母と祖母が話しかけて来た




朝乃「皆んないい子達ね。」


礼美「しっかりしてそうじゃったな。」



『本当に彼奴らは、優しいんだよ。』



二人が六年生を褒め称えているのを、Aは嬉しそうにしている



しかし、次の言葉でAの顔は強張った



礼美「で、あの中で誰に恋心があるのじゃ?」



朝乃「正直に話しなさいよ!」



『もうその話は、いいでしょー!』




Aは呆れながら話を耳から流し、料理を作っていった





一方、六年生は竜と英資と共に花札をしていた



しかし、あまりに強すぎる二人に六年生は額に冷や汗をかいている




潮江「こいこい!」



竜「三光。あがり。」



善法寺「雨四光だ!こいこいする!」



英資「はい、五光。俺の勝ちです。」



中在家「…勝てない。」



ルールは分かっていて、好調に進んだと思っても勝つ事が出来ない



二人は、花札を切りながら満足そうな笑みを浮かべている




竜「俺たちの中じゃAが一番強いけどな。」



英資「しかし、皆さんとやるのも楽しかったですよ。」



食満「そう言ってもらえるのは、嬉しいな。」




そんな事を話していると、襖がゆっくりと開いた



開けたのは、白刃だ



白刃「お食事の準備が出来ました。」


七松「ご飯⁈」


立花「小平太、落ち着け。」



はしゃぐ小平太を抑えながら、食堂へと向かう



豪華な襖の奥には、大きな和室があった




英資「美味しそうですね。」



七松「天ぷらだ!」


食満「茶碗蒸しに刺身…豪華だなあ…」



『みんな、座りなよ。全部美味しいよ。』



背後から現れたAに促され、座る六年生達



箸を取り、まず天ぷらを掴む


口に運んだ途端、その場にいた全員が顔を綻ばせた



『どう?』



潮江「凄い上手いぞ!」



竜「流石Aだな!」



白刃「良かったですね。喜んでもらえた様ですよ。」



『ほっとした…』

六年生のお泊まりの段5→



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作品ジャンル:ラブコメ
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satochan0101(プロフ) - アクヤさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年8月11日 11時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - 頑張って下さい(*>v<*) (2019年8月11日 9時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - 桃華さん» 本日は、晩御飯を食べ終わってから更新します!沢山かはわかりませんが、出来るだけ多く更新出来るようにします! (2019年7月18日 20時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
桃華 - 今日は沢山更新なさるのですか? (2019年7月18日 19時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - 桃華さん» お楽しみに!先程、続編に続きを更新しました! (2019年7月18日 18時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:satochan0101 | 作成日時:2019年6月24日 17時

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