一緒に見に行こうの段3 ページ21
森林の入り口にある鳥居に近づいて行くと、何処からか楽しげな祭囃子が聞こえてきた
ぶら下げてある提灯の明かりを頼りに、目を凝らしてみると、沢山の人と屋台がある事に気づいたAは、歓喜の声を漏らす
『これって…お祭りですよね‼わ…すごい、豪華…！』
清八「そうですよ。此処の地域は、春になると、沢山の花が咲く事を願うためのお祭りをやるんです。それが、この"花舞祭"です！」
『清八さん、よく知ってますね。』
清八「よく、此処に時間便とかで来るので、地域の人に教えてもらいました。」
『なるほど…わくわくしてきました！』
うずうずしてるAの様子をみた清八は、微笑むと「行きましょうか」と言って、祭りへ入っていった
鳥居の先は、遠くからではわからなかったが、とても明るく、沢山の人の笑い声などで盛り上がっていた
祭りに来たのが、とても嬉しいのか、キラキラした目で沢山の屋台を見渡しているA
清八「何処の店から行きましょうか？」
『うーん…どれも捨てがたい…』
清八「Aさん、じゃあ射的やってみます？」
『射的！やりたいです！』
清八「じゃあ、初めは射的にしましょう！」
二人はすぐそばにあった射的屋へ行き、お金を払い、銃を貰う
清八とAは、慣れた手つきで景品をどんどん落としていく
その様子に、店のおじさんもあんぐりと口を開けて、驚いていた
五発だけで、沢山の景品を手に入れた二人は、嬉しそうな様子で射的屋を出ると、近くの椅子に座り、景品を確かめていく
すると一つ、色違いの馬のパペットを互いに取り出し、一瞬固まったが、すぐに嬉しそうに笑いだした
清八「お揃いですね！」
『なんか、思い出みたいで嬉しいです！』
ふわふわした雰囲気を出す二人に、近くのりんご飴の店の人が、「熱々だなぁ」と言ってきた
その言葉に、りんごのように顔を赤くしていく二人を、店の人は面白そうな顔をする
清八「違います！あの、えっと…」
『と、とにかく！その…』
言葉に詰まる二人を見て、更に面白く笑う店の人
しかし、何やら手を動かし、完成させたものを二人の前に差し出した
「ははっ！からかって悪かったな、これお詫びに。」
眉を下げた店の人が、差し出したのは二つのりんご飴
二人は、まだ顔を赤くしながらも、お礼を言って、りんご飴を食べだした
清八「おいしい！」
『甘くて、最高…！』
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ねこまる - 尊いが過ぎる！生きててよかった〜（泣） (2023年4月17日 19時) (
レス) @page4 id: 580960554b (このIDを非表示/違反報告)
あやべぇ(プロフ) - この小説は尊い！ (2021年8月26日 1時) (レス) id: 8222d649cd (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - サクラモチさん» バズーカーは、7の方でかなり出演する予定です！あまり出せてなくてごめんなさい！ (2019年5月29日 23時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
サクラモチ - 最近バズーカーを見てない気が(いけドンパーンチ！ (2019年5月29日 22時) (レス) id: 7385152ab6 (このIDを非表示/違反報告)
サクラモチ - 最近バズーカーを見てない気が(いけドンパーンチ！ (2019年5月29日 22時) (レス) id: 7385152ab6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：satochan0101 | 作成日時：2019年3月18日 20時
