学園の巨大迷路の段4 ページ15
『生物委員会委員長として、毒虫の責任は全て私にある。だから、勘右衛門だけに任せるのは申し訳ない。』
驚く周りだが、Aは気にせず進もうとする
竹谷「しかし、中は危ないですよ!」
『大丈夫。私特製のトラップがあるからな。』
頼もしい背中に目をキラキラさせる、一年生達
しかし、気づかないままAは進み出した
ゆっくりと迷路を歩く、A達だったが、曲者を見つけると、一気に緊張感がはしる
乱太郎「変な顔!」
『あいつらは、元は風魔流忍術学校の卒業生だった安中茂作と安野壌だ!』
喜三太「A先輩、よく知ってますね。」
『以前、野村先生と共に尾行したからな。』
草木に隠れ、様子を伺っていると、乱太郎が「大変だ!」と焦りながら、反対方向を指差した
指の先を追うと、全員の顔は焦りと不安が入り混じったような顔になった
『学園長先生、まだゴール見つけてなかったのか!』
きり丸「早く、迷路から出さないと!」
尾浜「(危険すぎる…この暗殺者がうようよしてる迷路でのんびりデートするなんて!)」
すると、庄左衛門が相変わらず冷静な様子で何かに気付き始めた
庄左衛門「もしかして、これが学園長先生の目的だったのでは…」
『庄左衛門も気付き始めたか!』
尾浜「えっ⁈」
Aと庄左衛門は、自信満々な様子で考えを話し始める
庄左衛門「つまり、突然の文化祭で生徒と先生を巻き込み、」
『招待状発想を小松田さんに任せ、学園がしっちゃかめっちゃかしてる隙に…』
「「デートするおつもりだったのでは⁈」
二人の意見を、腕を組みながら真面目に考たと思えば、全員楽しそうに「十分あり得る!」と二人の意見に納得した
しかし、学園長先生の目的がわかっても、曲者を退治しなくては、意味がない
これから何をするのかと話し合おうとすると、兵太夫が名乗りを上げた
兵太夫「ここは、僕の出番だな!」
きり丸「兵太夫、って事は、作法委員会の…」
兵太夫「そうゆうこと。」
尾浜「作法委員会が何を⁈」
すると、地面が出口のような線が入り、そこから、伊助が飛び出してきた
どうやら、作法委員会のアトラクション、からくりびっくり屋敷で迷い、ここに抜けたようらしい
兵太夫「からくり屋敷の中に、仕掛けを作ったんだけど、綾部先輩が床下を掘りまくってさ、」
『菜園に、抜け穴を作ったのか…』
兵太夫「その通りです!」
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ねこまる - 尊いが過ぎる!生きててよかった〜(泣) (2023年4月17日 19時) (レス) @page4 id: 580960554b (このIDを非表示/違反報告)
あやべぇ(プロフ) - この小説は尊い! (2021年8月26日 1時) (レス) id: 8222d649cd (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - サクラモチさん» バズーカーは、7の方でかなり出演する予定です!あまり出せてなくてごめんなさい! (2019年5月29日 23時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
サクラモチ - 最近バズーカーを見てない気が(いけドンパーンチ! (2019年5月29日 22時) (レス) id: 7385152ab6 (このIDを非表示/違反報告)
サクラモチ - 最近バズーカーを見てない気が(いけドンパーンチ! (2019年5月29日 22時) (レス) id: 7385152ab6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:satochan0101 | 作成日時:2019年3月18日 20時