アルバイトとお手伝いの段４ ページ44
青年は頭にその人物を思い浮かべながら、Aに特徴を話し始める
Aは一言も聞き逃さないように耳に神経を集中させた
「まず一人目が、一言で言うと…ピンクとカラフルな奴で明るい。二人目がなんつーか、摩訶不思議で掴み所が無いんだけど、良いやつ！」
七松(全くわからん。)
(ピンクでカラフルで摩訶不思議って、凄い友達が居るんだな。)
最後、ほぼ無理やり纏めた青年の説明に二人は頭の片隅でそんな事を思っていた
しかし、何故か達成感に溢れた青年の顔を見ると、よく分からないなど口が裂けても言えないだろう
『…承知しました！少々お待ちください。』
Aが花の元へ向かい、イメージした花を手に素早く取っていく
その姿を青年は後ろから見ていた
「なあ、あの子ってお前の恋人なのか？」
七松「恋人ではない！Aは凄く仲良しな親友だ！」
「あんな美人な親友なんて、凄い友人を持ってるんだな。」
関心したような口調で言う青年だったが、小平太は「あんたもな」と静かに思ったのだった
すると、鼻に沢山の花の匂いが入ってきた
横を見ると、籠に三種類の花を飾った物を持ってきたAの姿があった
『お待たせいたしました。右からピンク色のマーガレット、隣は椿、最後の一つはお客様をイメージした向日葵です。』
「俺のまで⁈いいのか？」
きり丸「貰ってくださいよ、お兄さ〜ん！この方が友達って感じがしますから！」
突如現れたきり丸の言葉に、青年は花に目を落とすと嬉しそうに笑った
ガサゴソとお金を取り出すと、Aの手に置く
「ありがとな！宝物にする！」
七松「友達も花も大事にしろよ！」
「おう！」
そう言って去っていった青年
Aは青年が見えなくなった後に、手の中に硬いものがある事に気付いた
ゆっくりと開くと、そこには一個のサイコロがあった
『サイコロ？あの人、賭博でもやってたのか？』
潮江「あんなに若いのにか？」
中在家「不思議な人…」
〜
「悪りぃ！遅れた！」
「もー！何してたの⁈」
「まさか、寝てたなんて事はありませんよね？」
青年は怪しむ仲間に先ほど、Aに選んで貰った花を勢いよく差し出した
「賭博で儲かったから…」
「ほぉ、中々に素晴らしい花ですね。」
「えー、なんか嬉しいんだけど〜！」
はしゃぐ二人を見て、青年はAに心の底から感謝したのだった
「あ、サイコロ無くした！」
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airi01012005(プロフ) - ゆっちさん» リクエストありがとうございます！ (2019年11月9日 20時) (
レス) id: d9e2a8c011 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち(プロフ) - airi01012005さん» 今晩は！リクエストです。夢主と６年生が敵に操られてしまい４年と５年生と戦って元に戻るのをお願いします。操られて居るとき夢主が狼を呼び寄せる犬笛を使用してほしいです！よろしくお願いします！後今日の更新楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2019年11月9日 19時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
airi01012005(プロフ) - メロンソーダ大好き人間さん» 嬉しい言葉ありがとうございます！実は、いま受験生なので中々更新が難しくなってしまいました…休日などに少しずつ投稿していくので楽しみにしていただけると嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年11月9日 1時) (レス) id: d9e2a8c011 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ大好き人間 - お久しぶりです！相変わらず面白いですね!!最近更新出来てないようですけど大丈夫ですか？余り無理しないでくださいね!!続き気になります！頑張ってください！ (2019年11月8日 22時) (レス) id: 0747bee2c2 (このIDを非表示/違反報告)
airi01012005(プロフ) - ゆっちさん» お願いします！ (2019年11月3日 10時) (レス) id: d9e2a8c011 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：satochan0101 x他1人 | 作成日時：2019年8月4日 20時
