アルバイトとお手伝いの段２ ページ42
賑わう町に着いた五人は、早速店の準備にかかる
Aは目立たないようにと長次が貸してくれた笠を被りながら、花を綺麗に並べていく
他の四人は台を持ってきたりと、力仕事中心だ
『きり丸！もう一つ台はあるか⁈花が入りきらない！』
きり丸「ありますよ！七松先輩、お願いしても？」
七松先輩「任せろ！」
運ばれて来た台に余りの花を並べて、最初の仕事は早めに終わることが出来た
ふと、視線を移すと近くの空き箱に座りながら"接客の基本法"と書かれた本を真剣に読んでいる文次郎の姿
中在家「すごい真剣…」
七松「そりゃあ、この前のアルバイトの時に小さい子に大泣きされたからだろ！」
『あー、目に浮かぶ…』
きり丸「結構、心臓が飛び出るような笑い方してる時ありますもんね…」
潮江「聞こえてるからな、おまえらぁ！」
文次郎が怒鳴りつけたのと同時に、辺りに人が集まり始めた
四人はそれに気づくと、怒鳴り声に見向きもせずにお客さんに声をかけていく
悔しそうな顔をした文次郎も接客の為、空き箱から立ち上がった
中在家「…いらっしゃいませ…」
七松「何買います？」
きり丸「さあさあ！見てって、見てって！」
潮江「かわいい花が沢山ありますよ！」
人は店の前で足を止めるが、花をあまり飾らないのか少し笑って去ってしまう
数分経って、大勢の客が店に目を止めたが一つも売れていない状況
きり丸「誰も買ってくれない…」
七松「きり丸！今にも死にそうな顔になってるぞ！」
『花は育てるのが大変と言う人も居るからね。こうゆう時は声を説教的に掛けていこう。』
中在家「つまり…」
長次が何かを言おうとする前に、Aは店の目の前を通った二組の女の子に目を向けた
笠を取ると、女の子達に声を掛け始めた
『お姉さん方、お花に興味ない？』
「えっ…お花⁈」
「どうだろう…それより、貴方…綺麗すぎませんか⁈」
いきなり目の前に現れた美しすぎる少女に女の子達は目をハートにさせている
一方のAは顔色一つ変えずに、二人の手を優しく握った
『お褒めの言葉ありがとう。私もお姉さん方の様な綺麗な方に出会えて嬉しいよ。』
「そ、そんな〜」
『美しいお姉さん方に似合うお花沢山あるから、買っていかない？』
「かっ、買います！」
「「「「(落ちた…)」」」
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airi01012005(プロフ) - ゆっちさん» リクエストありがとうございます！ (2019年11月9日 20時) (
レス) id: d9e2a8c011 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち(プロフ) - airi01012005さん» 今晩は！リクエストです。夢主と６年生が敵に操られてしまい４年と５年生と戦って元に戻るのをお願いします。操られて居るとき夢主が狼を呼び寄せる犬笛を使用してほしいです！よろしくお願いします！後今日の更新楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2019年11月9日 19時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
airi01012005(プロフ) - メロンソーダ大好き人間さん» 嬉しい言葉ありがとうございます！実は、いま受験生なので中々更新が難しくなってしまいました…休日などに少しずつ投稿していくので楽しみにしていただけると嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年11月9日 1時) (レス) id: d9e2a8c011 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ大好き人間 - お久しぶりです！相変わらず面白いですね!!最近更新出来てないようですけど大丈夫ですか？余り無理しないでくださいね!!続き気になります！頑張ってください！ (2019年11月8日 22時) (レス) id: 0747bee2c2 (このIDを非表示/違反報告)
airi01012005(プロフ) - ゆっちさん» お願いします！ (2019年11月3日 10時) (レス) id: d9e2a8c011 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：satochan0101 x他1人 | 作成日時：2019年8月4日 20時
