１日先生の段２ ページ33
水で墨を落とすAはだったが、顔を上げると遠目に土井先生と山田先生が見えた
雰囲気から先生という感じを持つ二人をAは、目で追いかける
『先生みたいな雰囲気とは何なのだろう…』
ポンポンと頭の中にお世話になっている忍術学園の先生の姿が浮かぶA
それぞれ異なる性格の先生の為か、先生らしいという事が思い付かない
『明るい、厳しい、しっかりしてる、穏やか、不思議、熱血。これら全てを混ぜ合わせれば！』
混ぜ合わせた先生を想像したが、あまりにも性格が統一出来ていない先生ではないかと気づき、Aは諦めた
時間は、もう少ししか無い
明日になれば、ドクタケ城の１日先生をする約束があるのだから
『…もういいや！私が良いなと思う先生をしよう！』
小平太並みの決断力に近くを通りかかり、Aの独り言を聞いていた長次は盛大にずっこけたのだった
中在家「小平太の影響なのか…」
『頑張るぞー！』
真っ暗な空に浮かぶ満月に向かって叫んだAだったが、その晩は不安であまり寝付けなかった
翌日の朝、扉の隙間から入ってきた朝日に目を覚ます愛里
まだ眠い目を擦りながら、教える事やするべき態度を書き上げた紙を再確認する
『今日…そうだ、今日だ！』
眠気をAは一気に吹き飛ばすと、寝間着を着崩しながら何時もの装束を取り出す
寝間着を全て脱ぎ、大急ぎで装束を着た
『おし！それでは、レッツゴー！』
食堂のおばちゃん「Aちゃん！待って！」
『え？食堂のおばちゃん⁈』
後ろから自分を呼び止める声に振り返ると、何かの包みを持った食堂のおばちゃんが居た
食堂のおばちゃん「ドクタケ城に行くんでしょ？これ、持って行きなさい！」
渡された包みには、三つのおにぎりが入っていた
嬉しそうに笑みを浮かべるA
『ありがとうございます！美味しく食べますね！』
食堂のおばちゃん「ちゃんと食べるのよ！お残しは許しまへんで！」
『はーい！』
おばちゃんにお礼を言って、Aは忍術学園を出た
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airi01012005(プロフ) - ゆっちさん» リクエストありがとうございます！ (2019年11月9日 20時) (
レス) id: d9e2a8c011 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち(プロフ) - airi01012005さん» 今晩は！リクエストです。夢主と６年生が敵に操られてしまい４年と５年生と戦って元に戻るのをお願いします。操られて居るとき夢主が狼を呼び寄せる犬笛を使用してほしいです！よろしくお願いします！後今日の更新楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2019年11月9日 19時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
airi01012005(プロフ) - メロンソーダ大好き人間さん» 嬉しい言葉ありがとうございます！実は、いま受験生なので中々更新が難しくなってしまいました…休日などに少しずつ投稿していくので楽しみにしていただけると嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年11月9日 1時) (レス) id: d9e2a8c011 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ大好き人間 - お久しぶりです！相変わらず面白いですね!!最近更新出来てないようですけど大丈夫ですか？余り無理しないでくださいね!!続き気になります！頑張ってください！ (2019年11月8日 22時) (レス) id: 0747bee2c2 (このIDを非表示/違反報告)
airi01012005(プロフ) - ゆっちさん» お願いします！ (2019年11月3日 10時) (レス) id: d9e2a8c011 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：satochan0101 x他1人 | 作成日時：2019年8月4日 20時
