1日先生の段 ページ32
『お待たせいたしました。学園長先生、魔界之小路先生。』
学園長先生の元へとやって来たAは、魔界之小路先生に会釈をして、二人の前に座る
すると、魔界之小路先生が口を開いた
魔界之小路先生「今日は、Aさんにお願いがあって来たんだ。」
『私にお願いですか?』
学園長先生「なんとも、ドクタケ城でドクたまドクタケ忍者の1日先生になって欲しい様でな。」
1日先生というお願いにもAは少し驚いた様だが、それ以上に何故敵対してる忍術学園の生徒に先生をお願いしてるのか
企みでもある様に思ってしまうが、学園長先生が了承しているならば、大丈夫なようだ
『了承しました。では、後日ドクタケ城に伺います。』
魔界之小路先生「いきなりすまないね。ドクたまは兎も角、ドクタケ忍者達は最近、緩んでるから…」
『しかし、私で宜しいのですか?先生をするならば、現役の先生の方が教えるのが上手いと思います。』
不安そうな顔で魔界之小路先生を見るA
しかし、学園長先生はまったりとお茶を飲みながら、「大丈夫じゃよ。」とAに告げる
学園長先生「ドクたま達がAに教わりたいと、言っているそうじゃ。それに御主は、教えるのも上手いではないか。」
『ドクたまの子達が?』
魔界之小路先生「以前、Aさんに助けて貰った事があるようで、尊敬をしていると言ってましたから。」
初めて告げられた話にAは、心なしか嬉しそうに頰を緩ませている
周りに花が飛び交っている雰囲気のAに二人は、微笑ましい目で見ていた
『あっ!で、では喜んでお受けいたします…』
魔界之小路先生「ありがとう!そうだ、ドクタケ忍者達が怠けたりしたら、容赦なく攻撃していいからね!」
『怠けないのを願います。』
Aからの了承を得た魔界之小路先生は、忍術学園を去った
それに続いて、Aも一礼して学園長先生の部屋から出る
頭の中で明日、何を教えるべきかを考えながら、部屋へと戻った
Aは部屋に入ると、筆を取り出し、真っ白な髪に教える事をずらっと書いていく
あれもやろう、これも…などとしているうちに、Aの真っ白な手に真っ黒な墨がべったりと付いてしまった
『おわ!やばいな、結構付いてしまった…』
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airi01012005(プロフ) - ゆっちさん» リクエストありがとうございます! (2019年11月9日 20時) (レス) id: d9e2a8c011 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち(プロフ) - airi01012005さん» 今晩は!リクエストです。夢主と6年生が敵に操られてしまい4年と5年生と戦って元に戻るのをお願いします。操られて居るとき夢主が狼を呼び寄せる犬笛を使用してほしいです!よろしくお願いします!後今日の更新楽しみにしてます!頑張って下さい! (2019年11月9日 19時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
airi01012005(プロフ) - メロンソーダ大好き人間さん» 嬉しい言葉ありがとうございます!実は、いま受験生なので中々更新が難しくなってしまいました…休日などに少しずつ投稿していくので楽しみにしていただけると嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2019年11月9日 1時) (レス) id: d9e2a8c011 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ大好き人間 - お久しぶりです!相変わらず面白いですね!!最近更新出来てないようですけど大丈夫ですか?余り無理しないでくださいね!!続き気になります!頑張ってください! (2019年11月8日 22時) (レス) id: 0747bee2c2 (このIDを非表示/違反報告)
airi01012005(プロフ) - ゆっちさん» お願いします! (2019年11月3日 10時) (レス) id: d9e2a8c011 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:satochan0101 x他1人 | 作成日時:2019年8月4日 20時