いつの間にか、の段 ページ24
『起きて、伊作。委員会に遅れるぞ？』
縁側で眠っている伊作の耳に凛とした声が聞こえてくる
その声の主は、委員会に向かおうとしていたAだった
善法寺「ん…A？」
『随分ぐっすり寝てたな。』
ケラケラ笑ったAは、伊作が起きたのを確認すると、その場を立ち去った
起きた伊作は目を何回か瞬きさせ、大きく伸びをする
何故、あんなにAは笑っていたのか気になったが、取り敢えず今は医務室へと向かったのだった
『伊作、いつ気づくのかなー』
笑いを噛み締めながら、一人そうAは呟いた
乱太郎「伊作先輩、遅いですね。」
数馬「もう直ぐ来るよ。ほら！足音が聞こえてきた！」
後輩達が扉の方を見ると、数馬の言う通り、伊作が扉を開いた
しかし、伊作の顔を見た四人は一斉に吹き出したのだった
善法寺「み、皆んな？どうしたの？」
左近「いや、伊作先輩！その顔…！」
伏木蔵「イメチェンですか〜？」
鏡を渡された伊作は、自分の顔を見ると派手に墨で落書きされていたのだ
驚く伊作だったが、以前にもとある人物にこの様ないたずらをされた事がある為、直ぐにわかった
善法寺「またAにいたずらされた！」
数馬「A先輩に⁈」
善法寺「なんか、いたずらされるんだよね…特に僕の作った薬で色々あった時とか…」
左近「幼児化の薬の時とかですね。」
伊作は必死に墨を落としながら、いたずらされた事を思い出していた
初めてされたいたずらは、いたずらと言っても仕返しなのだろう
一年生の頃、Aの虫捕り網を壊した時だ
怒られると思った伊作が震えていると、にこりとAは笑っただけで、虫捕り網を持って部屋へ戻ってしまった
伊作「A、昨日の事…」
『大丈夫だよ！気にしないで。あ、おかし食べる？』
許してくれている事に安心した伊作だったが、Aがくれたお菓子を食べた瞬間、許していなかったと知ったのだった
伊作「辛い！」
『騙されたね。』
何て事があったからか、伊作が何かしてしまうとAに仕返しでいたずらされる様になった
善法寺「今回のは、何かしたっけな？」
乱太郎「伊作先輩としては、大好きなA先輩からのいたずらは許してしまうんでしょう？」
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airi01012005(プロフ) - ゆっちさん» リクエストありがとうございます！ (2019年11月9日 20時) (
レス) id: d9e2a8c011 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち(プロフ) - airi01012005さん» 今晩は！リクエストです。夢主と６年生が敵に操られてしまい４年と５年生と戦って元に戻るのをお願いします。操られて居るとき夢主が狼を呼び寄せる犬笛を使用してほしいです！よろしくお願いします！後今日の更新楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2019年11月9日 19時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
airi01012005(プロフ) - メロンソーダ大好き人間さん» 嬉しい言葉ありがとうございます！実は、いま受験生なので中々更新が難しくなってしまいました…休日などに少しずつ投稿していくので楽しみにしていただけると嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年11月9日 1時) (レス) id: d9e2a8c011 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ大好き人間 - お久しぶりです！相変わらず面白いですね!!最近更新出来てないようですけど大丈夫ですか？余り無理しないでくださいね!!続き気になります！頑張ってください！ (2019年11月8日 22時) (レス) id: 0747bee2c2 (このIDを非表示/違反報告)
airi01012005(プロフ) - ゆっちさん» お願いします！ (2019年11月3日 10時) (レス) id: d9e2a8c011 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：satochan0101 x他1人 | 作成日時：2019年8月4日 20時
