妖しい惚れ薬の段６ ページ14
山本陣内「本当に攫ったのではないですか？その方は、忍術学園の少女の筈！」
雑渡昆奈門「愛に敵もなんも関係ないよ。」
Aの頭を撫でながら断言する雑渡昆奈門
山本陣内は、目の前の状況の真実が全く理解できず、頭を抱えていた
『大丈夫ですか？』
しゃがみこむ山本陣内にAが心配そうに声をかける
こんなにも美しく、優しい少女が何故敵の城の組頭と付き合って居るのだと、更に混乱をし始める山本陣内
そんな中、又しても襖が開かれた
諸泉尊奈門「失礼しま、ちょっと待ってください。」
高坂陣内左衛門「どうし、組頭とAちゃん⁈」
登場したのは、Aのストーカーの二人
いくら惚れ薬を飲んだとしても、対象者以外への気持ちの変化は無いようで、嫌そうな顔をするA
身を隠すかのように、雑渡昆奈門の後ろへと移動する
『何で此処に居るんですか？』
高坂陣内左衛門「此処、タソガレドキだよ？Aちゃんこそ、何で居るんだ?しかも組頭と！」
『私は雑渡昆奈門さんを愛おしく思って居るからですね。』
諸泉尊奈門「組頭！一体、何をしたんですか⁈こんなの認めたくありません！」
雑渡昆奈門に迫る尊奈門と陣内左衛門
少しとぼけたふりをした雑渡昆奈門は、小さな声で「ちょっと薬を…」と呟いた
山本陣内「くすり、薬⁈」
諸泉尊奈門「僕達にもその薬をください。」
『いや、危険すぎて飲む気にもなりませんよ。』
高坂陣内左衛門「組頭は、どうなるの。」
『雑渡昆奈門さんは、特別。愛しい方だから。」
昆奈門の後ろから、顔を覗かせて告げるAに尊奈門と陣内左衛門は絶望の表情を浮かべる
それに対して昆奈門は、見た事も無い程に幸せそうな顔をして居ると、頭巾の上からでもわかる程だった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 102人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「忍たま」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
airi01012005(プロフ) - ゆっちさん» リクエストありがとうございます！ (2019年11月9日 20時) (
レス) id: d9e2a8c011 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち(プロフ) - airi01012005さん» 今晩は！リクエストです。夢主と６年生が敵に操られてしまい４年と５年生と戦って元に戻るのをお願いします。操られて居るとき夢主が狼を呼び寄せる犬笛を使用してほしいです！よろしくお願いします！後今日の更新楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2019年11月9日 19時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
airi01012005(プロフ) - メロンソーダ大好き人間さん» 嬉しい言葉ありがとうございます！実は、いま受験生なので中々更新が難しくなってしまいました…休日などに少しずつ投稿していくので楽しみにしていただけると嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年11月9日 1時) (レス) id: d9e2a8c011 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ大好き人間 - お久しぶりです！相変わらず面白いですね!!最近更新出来てないようですけど大丈夫ですか？余り無理しないでくださいね!!続き気になります！頑張ってください！ (2019年11月8日 22時) (レス) id: 0747bee2c2 (このIDを非表示/違反報告)
airi01012005(プロフ) - ゆっちさん» お願いします！ (2019年11月3日 10時) (レス) id: d9e2a8c011 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：satochan0101 x他1人 | 作成日時：2019年8月4日 20時
