高校3年間何事もなく地味で過ごすはずだったのに！

第35話 ページ38

？1「ここでグタグダ喋っててもあれだし、そろそろピンポン鳴らすか

？2「そうだな。不審者に見られても嫌だし」

ピーンポーン

『はい･･･』

？1「A？来たよ〜」

『あい、今開ける』

ガチャ



？1＝？？？
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ASide

暇つぶしにスマホを弄っていたらチャイムが聞こえた。
『はい･･･』

？1「A？来たよ〜」

『あい、今開ける』

ガチャ

？1「久しぶりだね。会うのは」

『そうだね･･････荒木に成瀬･･･」

成瀬「とりあえず、部屋上がってもいい？」

『うん。ここで話してもなんだしね」

呼んだのは荒木琉と成瀬玲雄。私が1番信用している2人。

荒木「とりあえず、リビングに行こう？」

『そうするつもり。飲み物は何飲む？』

成瀬「Aと同じでいいや」

荒木「俺も。それでいいや」

『わかった。じゃあ、普通にお茶入れてくる』

荒木＆成瀬「「わかった」」

お茶をコップに入れてお菓子を少し持ってくる。もちろん成瀬の好きなチョコレートも。
荒木は基本的になんでも食べれるから問題なし。

『はい、持ってきたよ』

荒木「ありがとう。で、どんな夢見たの？呼ぶってことは少なからず
　 いい夢ではないことはわかるけど」

やっぱり荒木にはなにも敵わないな。

『あぁ。過去の夢だ。高校に入って初めて友達ができて、昨日泊まらせたらね』

成瀬「そっか…。その前に、お父さんとかと喋った？」

『そこまでお見通しなのか。･･･うん。電話で喋ったよ』

成瀬にも敵わなかった。推理するの早すぎじゃない？

荒木「どんな内容か教えてもらっていい？」

『もちろん教えるつもり』

そう言って、昨日浦田と一緒に電話で喋ったお父様の内容を喋った。
・土曜日の午後7時からパーティーが行われること。
・そのパーティーでお父様は警察に自首すること。
・お母様も一緒に警察に連行する。
・しらばっくれない様に執事も協力。

『ざっとこのくらいかな』

荒木「なるほど。ちなみに、そのパーティーって今週？」

『あぁ、日付的には今週になっている』

成瀬「じゃあ、俺たちも呼ばれてる。会場はAの家でしょ？」

『そう。あってるよ。荒木と成瀬がいるなら安心だね。』

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荒木琉
高校3年生 誕生日は10/4
荒木財閥グループの息子

成瀬玲雄
高校2年生 誕生日は1/13
成瀬財閥グループの息子

Aが1番信用している。鋭い洞察力を持っている。
家族ぐるみの付き合い。過去を知っている。

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