第10話 ページ12
センラSide
ある日、うらたんと知らない女の子がものすごい暗い雰囲気で話していた。
うらたんが女の子と話しているのが珍しい。
バレないように後ろから話しかけてみた。
女の子はびっくりして逃げようとしていたけど、うらたんに阻止されていた。
まず逃げようとしてくること自体珍しい。
女の子の容姿はこれといって美人ではない。明日香の方がよっぽど美人だ。
まあ、ほかの子に比べれば断然美人だけど。
「誰」と聞いても教えてはくれなかった。意外やなと率直に思った。
女の子と言っていたが先輩だった。うらたんとネクタイの色が一緒だったからな。
その放課後、うらたんは部活に来なかった。
いつも真面目に来ているから来てないことにそらるさん以外全員驚いていた。
そらるさんが驚いていないのは、うらたんに事前に言われていたからだろう。
帰りは軽音部の集団下校になった。
軽音部メンバーで帰ってると、うらたんと知らない女の子がいた。
が、うらたんと話していた声に聞き覚えがあって、逃げようとした先輩だということを思い出した。
うらたんと呼ぶと、先輩はゲッソリした感じになり、先に行こうとしてるのをまたうらたんに
止められていた。
うらたんが部活に来なかったのは、文芸部の体験をしていたらしい。先輩には「女です」としか言われなかったから、もう1度聞いてみたら、「浦田と仲よくさせていただいてる普通のクラスメイト」と言われた。
王子様には興味がないんだろう。だが、うらたんには普通にしゃべっている。
少しだけ興味を持ち始めたかもしれない。
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マーガレット(プロフ) - 恋魔_Renma_さん» ありがとうございます!神様作者ではないですが・・・。付き合う!?友達から始めましょう!応援コメントありがとうございます!頑張りますね (2020年8月9日 7時) (レス) id: 558631e9b0 (このIDを非表示/違反報告)
恋魔_Renma_ - うわぁ、、、(感激の目)一話見ただけで分かりましたよ、、、マーガレットさん。もしや貴方、、、、神作者様ですか?シンプルに好きです付き合いましょう(( 更新お疲れ様です。自分のペースで更新頑張ってください! (2020年8月8日 23時) (レス) id: 1f53132dc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マーガレット | 作成日時:2020年8月8日 22時