【銀魂】冷たい付属品。 (ページ5)

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付属品4 ページ5

今日の主な仕事は見廻り。

かぶき町の平和を守る…っていうほどでもないけど。

刀を確認し、屯所を出る。

使うことなどない刀を腰にぶら下げて、かぶき町を練り歩く。

途中の団子屋で見えた栗毛色は見ないふり。

今日も江戸は平和だ。

「おいそこのお前！」

若い女の子の声に、何事かと振り返る。

すると足元に見たことある者が。

「お前のところのクソサドが私の団子を食べたネ！」

「何だよチャイナ
色気より食い気か」

「何だとぉぉぉ！？」

前言撤回。

やっぱろくなこと無いわ。

退散しよ。

冷めてるかもしれないけど、これが私の普通だから。

…ていうか、あの子なんで私のこと見えたんだろう。

普段一緒にいる沖田さんでも気づかないのに。

まず見えないっていう時点でおかしいよね。

私だって人間だよ？幽霊とか妖怪じゃないよ？

…まあいいか。

見えようが見えまいが、私には関係無い。

考えるだけ時間の無駄ってやつだよ。

二人の喧騒をよそに、私は人混みの中に消えた。