樹の妹

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亜「あ､大和に用事あるんだけどよっていい？」


ｺｸｯ


大和は亜未の双子の弟｡2人並ぶとまじ美男美女｡朝練があるからいつも別々に登校なんだよね


亜「大和いる？」


教室のドアら辺の子に声をかける亜未



女1「いるよ､宮内くーん！亜未ちゃん！」



大「ほーい､どした？おはよ､A」



『おはよ』(小声)



亜「どした？じゃない｡お弁当」



大「おぉ！さんきゅ！今日飯なしだと思ってた」



亜「次忘れたらなしね」



大「げ､酷いと思わない？A」



そう？と首を傾げる



大「Aも亜未の味方かよー」



亜「親友だもんねー？」


あ､チャイムなりそう｡言い合ってる2人に伝えると解散になった







大和side


チャイムが鳴る！って言って帰ってた優等生2人｡元いたところに戻ると羨ましそうな目で見てくるこいつら



大「なんだよw」



1「いいなーお前､2人と話せて」



2「てか､Aちゃんは話しかけても反応すらない」


あーね


大「Aは人と接するの苦手だから急だとびっくりして固まんの」



3「大和ってさAちゃんがなんも言ってなかったり書いてないのに返事してない？」



大「あぁあれは表情でなんとなく思ってること伝わってくるから」



表情豊かなんだよね｡亜未もわかるはず



1「あの空間だけドラマみたい」



3「わかる､顔面偏差値異常」



2「バカ高い」



大「褒めてもなんもでないぞ？w」



Aと仲良くなれたのは亜未のおかげ｡それにAのことは田中家から頼まれてるし､しっかり守んないと｡

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