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☆195 ページ35
夢叶side
周りの女子たちがお兄ちゃんの熱が冷めた頃
あたしの周りには女子たちじゃなく男子たちが集まってきた
「夢叶ちゃん、彼氏いるの？」
「俺と付き合ってください‼」
「大野智と会うために付き合うわけじゃないから」
「ごめんなさい…失礼します」
「待ってよー」
「夢叶ちゃん、待って〜」
もー、何なの
あたしはお父さん一筋なんだから
逃げていたその時、誰かとぶつかった
「わっ、すみません…」
「いえ…大丈夫？変な男どもに追われて、毎日大変だよね」
「まぁ、ぁ、辻先生。ぶつかってしまって、ホントにすみませんでした」
「ねぇ、講義終わった後時間ある？就職活動のために来て欲しいところあるんだ」
「分かりました。では、後で…」
辻 貴紀
現ファッションデザイナー兼東京服飾専門学校の非常勤講師として働いてる
イケメンで女子たちから人気者で、あたしもそのうちの一人なんだけど、お父さんには敵わないかな
就職活動のために来て欲しいところ…
どこだろう
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作者名：ちーこ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/chi-ko/
作成日時：2017年4月14日 20時
