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邪な妄想と生姜焼き*北山Side ページ24

家に帰って、Aちゃんの荷物を使ってもらってる部屋に運んでからキッチンに行くと、買ってきた食材を冷蔵庫に入れてるAちゃんの後姿が見える。


全て入れ終わり、こちらを向いたAちゃんを見て、エプロン姿が見たいなーなんて欲望が湧いてきた。
いや、決して変な意味ではなくて、自分の家で好きな子がエプロンを着けて俺のためにメシを作ってくれるっていうシチュエーションに憧れがあるっていうだけのことで…
まぁ、こんなこと言ったら玉やニカに昭和のおっさんとか言われんのは確実だろうけど。



「どうかしましたか?」


俺が自分の理想に思いを馳せていると、Aちゃんが不思議そうに聞いてくる。
君のエプロン姿を想像してました、なんて言えない。


Ki「いや、腹減ったなーって思ってただけ!」


「急いで作りますね!」


俺のごまかしをちょっとも疑わずに料理に取り掛かる姿を見て、また自分の理想に思いを馳せてしまう。


Ki「俺、ちょっとあっちの部屋で仕事してるから、出来たら呼んでくれないかな?」


「わかりました。」



俺は自分の邪な妄想がばれてしまわないように、仕事のことを考えることにした。



一時間も経たないうちに呼びに来てくれたAちゃん。
ダイニングテーブルに着くとおいしそうな生姜焼きと味噌汁とサラダが並んでいた。


Ki「すげー!めっちゃうまそうじゃん!!」


「お口に合えばいいんですけど…」


謙虚にそう言うAちゃんといただきますをして、早速生姜焼きを食べる。


Ki「うまー!!!え、ほんとにうますぎるんだけど!!」


そう言うとAちゃんは少し嬉しそうな表情をした。


Ki「Aちゃんほんとすげーよ。今まで食べた中でダントツ一位だよ、この生姜焼き!!」


「良かったです。生姜焼き用にたくさん買ったお肉、味付けはしてありますから、おかわりが必要でしたら焼きますよ。」


Ki「おかわりお願いします。」


そう言うとAちゃんはおかわりを焼きに行ってくれる。
俺の家はダイニングテーブルに座ると料理してる後姿が見えるようになっている。
おかわりも熱々のを食べられるようにしてくれるAちゃんの気遣いに感動しながらその後姿を見つめて幸せを噛みしめた。

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設定タグ:キスマイ , 北山宏光 , 幸君   
作品ジャンル:恋愛
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4It5g(プロフ) - 柊李さん» そうなんですね!!ありがとうございます!!これからも楽しみにしています!!!! (2019年6月5日 21時) (レス) id: ca5fd267e4 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - 4It5gさん» ありがとうございます!龍の件、まだ解決してないですから出てきます!!また一波乱起こしてもらおうと思ってますよ( ´艸`) (2019年6月5日 20時) (レス) id: 9e2e057872 (このIDを非表示/違反報告)
4It5g(プロフ) - こんばんは!!いつも楽しく読ませてもらっています!!今後、龍は出てくるのでしょうか?? (2019年6月5日 20時) (レス) id: ca5fd267e4 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - ゆーりさん» ありがとうございます!!今晩も遅くなりますが更新予定です!!これからもどうぞよろしくお願いします! (2019年4月23日 19時) (レス) id: 9e2e057872 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーり(プロフ) - 続きが凄い楽しみです。これからどうなるのかなや誰と付き合うのかなとドキドキします。更新楽しみにしてます (2019年4月23日 7時) (レス) id: 5917727acc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柊李 | 作成日時:2019年4月18日 0時

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