スーパー*北山Side ページ23
俺の家の近くのスーパーへ車を走らせる。
Ki「今日の晩飯何にする?」
「北山さんの食べたいものが良いです。」
Ki「何でもいいの?」
「はい、ある程度の物は作れます。」
Ki「じゃあー…生姜焼き!」
「わかりました。」
Ki「いっぱい肉買うからさ、いっぱい作ってくんない?」
「いっぱいですか?」
Ki「うん、腹いっぱい食いたいからさ!」
「お口に合うかわかりませんよ?」
Ki「大丈夫!Aちゃんの料理好きだし!!」
いい感じに会話が続いていたのに、俺がそう言うと途端に返事が返ってこなくなる。
チラッとバックミラーでAちゃんの様子を確認すると少し顔を赤くして俯いている。
Ki「照れてる?」
その様子が可愛すぎて、信号待ちのタイミングで振り向き、少し笑いながらそう言うと、Aちゃんは俯いていた顔を上げてじっと俺を見つめて言う。
「北山さんのせいです…///」
え、なにこの可愛いの///
反則過ぎる///
俺は自分の顔に熱が集まるのを感じ、前を向いてハンドルを握りなおす。
Ki「耳まで真っ赤だよ///」
自分のことを棚に上げてそう言うとからかわないでください、なんてまた俯いてしまう。
ダメだ。
可愛すぎて俺がもたないわ…
そんなことを思っているとちょうどスーパーに着いた。
二人で車を降りて、話が途切れたことに助かったな、なんて思いながら買い物をする。
Aちゃんに必要なものを聞きながら次々と食材をカゴに入れていく。
今日の晩飯の分だけじゃなくて、いろんな野菜や肉、卵、納豆、その他もろもろ…
俺の家にない調味料も買い込んですっかり大荷物。
俺の両手にあるこの重みがこれからAちゃんの料理を食べられる生活が始まるってことを実感させてくれる。
邪な妄想と生姜焼き*北山Side→←安心してほしい*北山Side
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4It5g(プロフ) - 柊李さん» そうなんですね!!ありがとうございます!!これからも楽しみにしています!!!! (2019年6月5日 21時) (レス) id: ca5fd267e4 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - 4It5gさん» ありがとうございます!龍の件、まだ解決してないですから出てきます!!また一波乱起こしてもらおうと思ってますよ( ´艸`) (2019年6月5日 20時) (レス) id: 9e2e057872 (このIDを非表示/違反報告)
4It5g(プロフ) - こんばんは!!いつも楽しく読ませてもらっています!!今後、龍は出てくるのでしょうか?? (2019年6月5日 20時) (レス) id: ca5fd267e4 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - ゆーりさん» ありがとうございます!!今晩も遅くなりますが更新予定です!!これからもどうぞよろしくお願いします! (2019年4月23日 19時) (レス) id: 9e2e057872 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーり(プロフ) - 続きが凄い楽しみです。これからどうなるのかなや誰と付き合うのかなとドキドキします。更新楽しみにしてます (2019年4月23日 7時) (レス) id: 5917727acc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊李 | 作成日時:2019年4月18日 0時