怖くない ページ14
Ki「今日は昼過ぎごろに森崎さんと玉と藤ヶ谷が来るからね。」
後片付けも終わり、ソファーでゆっくりしながら話す。
Ki「あのさ、一つだけ確認していい?」
「確認…ですか?」
Ki「俺のこと、怖くない?」
突然聞かれた質問に驚いてしまった。
北山さんは真剣な表情で私を見ている。
「不思議なんですけど…北山さんは怖くないです。ただ…玉森さんと藤ヶ谷さんには緊張してしまうと思います。失礼な態度になってしまわないように気を付けたいとは思っているのですが…」
そう不安に思っていたことを正直に伝えてみる。
Ki「よかった。大丈夫だよ。玉も藤ヶ谷もちゃんとわかってるから。」
そう言って優しく笑ってくれる北山さんに安心する。
あっという間にお昼になる。
お昼ごはんは楓先輩たちが来るとき何か買ってきてくれることになってるそうで、さっきから北山さんは何を買ってくるんだろうと言いながらすごく楽しみにしている様子。
そんな姿もなんだか可愛いな、なんて思ってしまう。
ピンポーン
チャイムが鳴り、楓先輩たちが来たことを知らせる。
北山さんがインターホンに出て少しして、玄関のチャイムの音と玄関のドアが開く音が同時に聞こえた。
Ki「ここで待っててね。」
私は北山さんにそう言われ、リビングで待つことに。
そして玄関まで出迎えに行った北山さんが戻ってくる。
その後ろから藤ヶ谷さん、楓先輩、玉森さんの順に入ってくる。
私はソファーに座ったまま待っているのも落ち着かなくて、立っていた。
そんな私を見た瞬間、藤ヶ谷さんが足早に近づいてきて、私を抱きしめた。
「え…ふじ…がやさん…?」
F「ほんとに心配した。会いたかった、ずっと。」
耳元で聞こえる藤ヶ谷さんの声、緊張とドキドキが一気にくる。
「あ、あの…」
t「ガヤさん、Aちゃんが戸惑ってるよ。」
玉森さんが藤ヶ谷さんの肩に触れてそう言うと、藤ヶ谷さんはハッとしたように私から離れた。
F「ごめん、いきなり…」
「いえ…ご心配おかけしてすみませんでした…」
私はそう言って頭を下げる。
すると謝らなくて良いよって楓先輩に抱きしめられた。
191人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
4It5g(プロフ) - 柊李さん» そうなんですね!!ありがとうございます!!これからも楽しみにしています!!!! (2019年6月5日 21時) (レス) id: ca5fd267e4 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - 4It5gさん» ありがとうございます!龍の件、まだ解決してないですから出てきます!!また一波乱起こしてもらおうと思ってますよ( ´艸`) (2019年6月5日 20時) (レス) id: 9e2e057872 (このIDを非表示/違反報告)
4It5g(プロフ) - こんばんは!!いつも楽しく読ませてもらっています!!今後、龍は出てくるのでしょうか?? (2019年6月5日 20時) (レス) id: ca5fd267e4 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - ゆーりさん» ありがとうございます!!今晩も遅くなりますが更新予定です!!これからもどうぞよろしくお願いします! (2019年4月23日 19時) (レス) id: 9e2e057872 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーり(プロフ) - 続きが凄い楽しみです。これからどうなるのかなや誰と付き合うのかなとドキドキします。更新楽しみにしてます (2019年4月23日 7時) (レス) id: 5917727acc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:柊李 | 作成日時:2019年4月18日 0時