もっと頼って*北山Side ページ2
その元カレの部屋を出てから俺の家が近いことに気付いたAちゃんは必死で俺の家まで走ったと言った。
「きっと、北山さんなら助けてくれると思って…」
そう言ったAちゃんはものすごく申し訳なさそうに俺を見た。
「私、北山さんに迷惑しかかけてないですよね…ご飯に行った日に、もうこれ以上迷惑かけないようにしようって思って…それで連絡も一方的に切ってしまって…それなのにこんな…助けてほしいだなんて…本当に最低なことしてるってわかってるんです…」
Ki「Aちゃん、俺、迷惑だなんて思ったこと一回もない。俺はAちゃんが辛いなら支えたいって思うし、今日こうして俺を頼って来てくれたことがすっげー嬉しいよ。連絡取れなくなって、毎日なんかつまんなくてさ。会いたくて会いたくてしょうがなかったんだぜ?だから、自分のこと最低だとか言わないでよ。」
「北山さん…」
Ki「さっき俺に助けてって言ったよね?」
「はい…」
Ki「俺はこれから絶対にAちゃんを守るよ。でも、一個だけ約束してほしい。」
「え…?」
Ki「もう絶対に俺の前からいなくならないで。」
「…はい。」
Ki「ん、よし。約束な。」
この約束は俺にとってすごく大事。
Aちゃんのいない人生なんてもう考えられないほど好きになってるんだから。
まぁ、それはまだ言わない。
藤ヶ谷と正々堂々って約束したし。
Ki「あ、森崎さんと藤ヶ谷と玉にも連絡しねーと…」
「え?」
Ki「みんなすっげー心配してたんだからな?Aちゃんのこと。」
「…どうして……。」
Ki「んなの決まってんじゃん、みんなAちゃんのこと好きだから、心配するんだよ。」
そう言って俺は藤ヶ谷と玉に連絡した。
森崎さんには玉から連絡してもらうことにして、とりあえず今日はAちゃんをゆっくり休ませてあげた方が良いということで明日三人が俺の家に来ることになった。
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4It5g(プロフ) - 柊李さん» そうなんですね!!ありがとうございます!!これからも楽しみにしています!!!! (2019年6月5日 21時) (レス) id: ca5fd267e4 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - 4It5gさん» ありがとうございます!龍の件、まだ解決してないですから出てきます!!また一波乱起こしてもらおうと思ってますよ( ´艸`) (2019年6月5日 20時) (レス) id: 9e2e057872 (このIDを非表示/違反報告)
4It5g(プロフ) - こんばんは!!いつも楽しく読ませてもらっています!!今後、龍は出てくるのでしょうか?? (2019年6月5日 20時) (レス) id: ca5fd267e4 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - ゆーりさん» ありがとうございます!!今晩も遅くなりますが更新予定です!!これからもどうぞよろしくお願いします! (2019年4月23日 19時) (レス) id: 9e2e057872 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーり(プロフ) - 続きが凄い楽しみです。これからどうなるのかなや誰と付き合うのかなとドキドキします。更新楽しみにしてます (2019年4月23日 7時) (レス) id: 5917727acc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊李 | 作成日時:2019年4月18日 0時