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悪夢 ページ7

《お前なんて誰にも必要とされてねぇんだよ!》


やめて…


《害にしかならねぇクズが!》


やめて…


《お前が死んだって誰も悲しまねぇだろうな。》


《お前は何の価値もない、汚いゴミだ。》


ごめんなさい…


ごめんなさい…


ごめんなさい…





「!?…はぁ…はぁ…また…夢…なんでこんな時に限って…」



夢のせいで、罵声を浴びせられ、暴力を受け続けたあの日々が鮮明に思い出される。
いつもより一時間早く目が覚めてしまった私はもう一度眠ることもできず、もう起きることにした。
気分は最悪だ。
少しでもましになるかと思い、シャワーを浴びることにした。
暖かいお湯と一緒に、この気持ちも流れていけばいいのに、と思ったが、胸元の傷が見えて、逆効果にしかならなかった。


私はキタナイ。
汚れてる。


繰り返し繰り返し何度も言われた言葉。
それが私から自尊心を奪うのは簡単だった。
胸元の傷が一番わかりやすく残っているが他にも切り傷の跡などが体のいたるところに残っている。
あの人の言う通り、私はキタナイのだ。



何とか気持ちを切り替えようとしても難しく、あきらめて平然を装って仕事に向かう。
何とか今日一日は誰にも気づかれず、誰にも迷惑をかけずに過ごさなくては。
テレビの収録に対する不安も相まって、吐き気も少し出てきていたが、それを自分の中に押し込めた。




朝から広報の方とテレビ局の方との打ち合わせに楓先輩と二人で呼ばれ、唯一の会議室へ向かう。
作戦通り、眼帯をつけてきた私を見て、テレビ局の方も楓先輩に対応をお願いしたいと言った。
私はテレビに映らないところでのフォローをするように言われ、ホッと一安心する。
取材は午後から。
今日の午後はふれあいコーナーには一般のお客様は入れないようにするとのことで午前中に少し賑わった。

キスマイ…?→←作戦



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設定タグ:キスマイ , 北山宏光 , 幸君   
作品ジャンル:恋愛
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ナナ - ヒロインさんが逃げて助けられたのが本当に良かったです。 (2019年4月18日 12時) (レス) id: 2f50dbd382 (このIDを非表示/違反報告)
4It5g(プロフ) - ありがとうございます!!楽しみにしています!!!! (2019年4月17日 7時) (レス) id: ca5fd267e4 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - 4It5gさん» ありがとうございます。少しですがアップしました。明日も更新する予定ですので楽しみにしていてくださると嬉しいです。 (2019年4月17日 0時) (レス) id: 61b50e5ecf (このIDを非表示/違反報告)
4It5g(プロフ) - 続きが早く読みたいですー!!!!いつもわくわくしながら読んでます。 (2019年4月12日 18時) (レス) id: ca5fd267e4 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - ナナさん» コメントありがとうございます!励みになります!展開はある程度決めているので楽しみにしていてくださいね!!出来るだけ早く物語を進めるように努めます。 (2019年4月3日 16時) (レス) id: 9e2e057872 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柊李 | 作成日時:2019年2月1日 1時

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