急なお誘い ページ26
園に着くと既に楓先輩が来ていて、二人で飼育用作業着に着替えてモルモットたちのところへ行く。
楓「昨日大丈夫だった?怖くなかった?」
「はい、緊張はしてましたけど、怖いとは思いませんでした。お二人とも優しく話しかけてくださったので。」
楓「そっか、良かったー!」
私はモルモットたちの体調チェックをしてから朝の餌を与える。
その餌に群がる可愛いモルモットたちを写真に撮る。
そしてすぐに北山さんに送った。
北山めっちゃ可愛い!!餌の時間?
Aはい、朝の餌の時間です。餌の取り合いしてます。
北山ふわふわの集まりいーなー!俺も混ざりたい!笑
そんな返信が来て思わず想像してしまった。
北山さんがモルモットたちサイズになって混ざりに行くのを。
そしてその想像が可愛すぎて口元が少し緩む。
楓「どしたの?」
「あ、いえ、モルモットの写真送ってほしいって言われたので…」
楓「藤ヶ谷さん?」
「北山さんです。」
楓「北山さん!?」
楓先輩にはまだこの前のことを話していなかったので驚かれた。
なので簡単にこの前の北山さんとの話をする。
そして、なぜか北山さんのことは怖くなくて、割と話せるということも。
楓「へー!そんなことがねー!でも意外!どっちかって言ったら北山さんより藤ヶ谷さんの方が物腰柔らかくて話しやすいイメージがあるからさ。不思議だね!」
そう言う楓先輩に確かに、と思った。
その時また携帯震えた。
北山実は今日、午後から仕事休みなんだけど、ごはん行かない?
「楓先輩、北山さんからごはんに誘われたんですけど、どうしたらいいと思いますか?」
急なお誘いに少し戸惑って、楓先輩に相談する。
楓「Aが嫌じゃないなら行ってみたら?北山さんとは話せるなら、北山さんで話す練習ってわけでもないけど、慣らすって言うのもありだと思うよ?もし途中でなんかあったり、怖いことがあったら、私が迎えに行ってあげる!!」
そう言って背中を押してくれる楓先輩。
そんな先輩にお礼を言って、北山さんに返信をする。
A今日は18時に仕事終わります。私でよかったらぜひ。
そう返信した私はドキドキしていた。
ちゃんと話せるだろうかと…
だから気づいてなかった。
楓先輩が、やるなぁ北山さん、ってつぶやいたことに。
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ナナ - ヒロインさんが逃げて助けられたのが本当に良かったです。 (2019年4月18日 12時) (レス) id: 2f50dbd382 (このIDを非表示/違反報告)
4It5g(プロフ) - ありがとうございます!!楽しみにしています!!!! (2019年4月17日 7時) (レス) id: ca5fd267e4 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - 4It5gさん» ありがとうございます。少しですがアップしました。明日も更新する予定ですので楽しみにしていてくださると嬉しいです。 (2019年4月17日 0時) (レス) id: 61b50e5ecf (このIDを非表示/違反報告)
4It5g(プロフ) - 続きが早く読みたいですー!!!!いつもわくわくしながら読んでます。 (2019年4月12日 18時) (レス) id: ca5fd267e4 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - ナナさん» コメントありがとうございます!励みになります!展開はある程度決めているので楽しみにしていてくださいね!!出来るだけ早く物語を進めるように努めます。 (2019年4月3日 16時) (レス) id: 9e2e057872 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊李 | 作成日時:2019年2月1日 1時