二人の気持ち*玉森Side ページ40
仕事が終わった二人が俺の家に来た。
Ki「玉、話って?」
F「久しぶりだよな、この三人でって…」
t「うん、すっごく大事な話をしようと思って。」
Ki「何だよそんな改まって。」
t「Aちゃんのことなんだけど。」
Aちゃんの名前を出した途端、二人の空気がわかりやすく変わった。
t「ミツもガヤも、Aちゃんのこと好きでしょ?」
俺のこの質問に二人はしばらく黙ったままだった。
先に言葉を発したのはミツ。
Ki「あぁ、俺はAちゃんのこと、本気で好きだ。」
それに続くようにガヤも。
F「俺もAちゃんのこと、本気だよ。」
t「だよね。二人ともわかりやすいからさ。」
F「もしかして玉も…?」
t「あ、違う違う。俺は違うよ。二人がAちゃんのこと好きってことは何となくわかってたし、メンバー同士で女の取り合いなんてって思ってたから二人から連絡取れなくなったって聞いたときほんとはちょっとホッとしちゃったんだよね。メンバー同士の修羅場になんなくてすんだなって。でもさ、最近の二人見てたらさ、なんていうか…もう見てらんないんだよね。」
そう言って笑う俺に二人はお互い目を見合わせていた。
t「俺はどっちかだけの味方になんかなれないし、どっちのことも応援しようと思って。」
F「玉…。」
t「で、ここからが大事なとこなんだけど…俺ね、昨日Aちゃんと電話で話したんだ。たまたま咄嗟に出ちゃったって感じだったけど、なんで電話したかっていうと、ちょっとAちゃんに相談したいことがあってね?その内容についてはちょっと言えないんだけど…後悔しないようにすることがいいんじゃないかなって言ってくれたんだ。Aちゃんが。だから俺も二人に伝えようと思って。後悔しないようにしてってこと。」
Ki「後悔…しないように…」
F「…北山、会いに行かない?二人で。」
ガヤの提案に俺は驚いた。
そしてそれはミツも同じだったみたい。
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ナナ - ヒロインさんが逃げて助けられたのが本当に良かったです。 (2019年4月18日 12時) (レス) id: 2f50dbd382 (このIDを非表示/違反報告)
4It5g(プロフ) - ありがとうございます!!楽しみにしています!!!! (2019年4月17日 7時) (レス) id: ca5fd267e4 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - 4It5gさん» ありがとうございます。少しですがアップしました。明日も更新する予定ですので楽しみにしていてくださると嬉しいです。 (2019年4月17日 0時) (レス) id: 61b50e5ecf (このIDを非表示/違反報告)
4It5g(プロフ) - 続きが早く読みたいですー!!!!いつもわくわくしながら読んでます。 (2019年4月12日 18時) (レス) id: ca5fd267e4 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - ナナさん» コメントありがとうございます!励みになります!展開はある程度決めているので楽しみにしていてくださいね!!出来るだけ早く物語を進めるように努めます。 (2019年4月3日 16時) (レス) id: 9e2e057872 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊李 | 作成日時:2019年2月1日 1時