第3話【中林准一朗】 ページ3
「おう、葛葉、唯、早いな」
部室で着替え体育館へ向かうと、既に練習している人物がいるようで、ボールの弾む音やシューズが床に軋む音が聞こえてくる。
ドアを開けて中に入れば練習しているのは同じ2年生部員の葛葉と唯であった。
俺も大概早い方だがそれより早いとは朝が早いのもさることながら練習熱心だな…と副キャプテンとしては感心してしまう。
簡単にアップを取り二人の練習に自らも混じる。
サーブを苦戦している葛葉に見本を見せつつアドバイスをしていく。
よく練習し研究している葛葉を見ているとこちらも色々応援してやりたくなってくる。
唯とは北川第一中学時代のチームメイトで、自身にとっては最高の相棒、セッターであったが更に新しいコンビネーションを考えていて、試してみたいという欲求が自分の中にあった。
それには普段の部活だけではどうしても時間が足りない。
朝練や部活後の自主練、部活オフ時の他の練習場所での練習がどうしても欠かせないものになってくる。
自分ももう少しスパイクの技術を向上させないとな…。
そう思いながら部員たちが揃うまでサーブやスパイクを葛葉や唯と練習していった。
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魔空(プロフ) - 更新終わりましたー (2017年6月30日 21時) (レス) id: 808a2f7770 (このIDを非表示/違反報告)
魔空(プロフ) - 更新します (2017年6月30日 20時) (レス) id: 808a2f7770 (このIDを非表示/違反報告)
孝花(プロフ) - 更新終わりました! (2017年6月30日 0時) (レス) id: 5379db6fdf (このIDを非表示/違反報告)
孝花(プロフ) - 更新します! (2017年6月30日 0時) (レス) id: 5379db6fdf (このIDを非表示/違反報告)
坂本ムサシ(プロフ) - 更新終わりました。 (2017年6月27日 10時) (携帯から) (レス) id: 098600d6aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒猫輪廻 x他2人 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年6月24日 21時