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もう、二年生に進級してから五ヶ月。イギリスでの寒い日々にホグワーツの生徒達も悩まされていた。ホグワーツのクリスマス休暇も終わり、下級生達は進級に向けて、上級生達は就職に向けて勉強に励んでいた。
四ヶ月前にポッターとブラックとのいざこざがあってからと言うもの、Aは、今日までにリーマスとはめっきり話さなくなっていた。互いににすれ違ったり、合同授業の時でさえ、目は合うものの、一言も言葉を交わさないのだ。
その代わりにというのもなんだが、あれからリリー・エバンズとは、同室の三人の次によく話す女友達となっていた。元々二人は性格も良く似ており、勉強面でも互いに良きライバル、良き先生として、支え合っていた。
また、仲は険悪だが、シリウス・ブラックともよく話すようになった。セブルスへの虐めは、日に日に酷くなり、まだ二年生が習ってもいない高度な魔法を使いこなすポッターとブラックにリリーとAは、毎日の様に止めに入っていた。今だってそうだ。
「ちょっと、ポッター、ブラック！セブルスにちょっかいかけないでって何度も言ってるじゃない！」
「リリー！今日も素敵だよ！スニベルスのことなんかでそんなに怒らないで。」
「彼はそんな名前じゃないわ！」
「リリー、スネイプを連れてもう行こう。この二人にはもう何言っても無駄だよ。」
そう、諦めの表情を浮かべるAに、シリウスは、少しイラっとした。
「ふん、お前だって純血主義のお仲間の癖に、よく言うぜ。」
「ちょっと、私は違うって言ってるじゃない！」
「はんっ、どうだか。」
そんな言い合いの中で、またポッターがスネイプに失神呪文をかけた。攻撃を躱せなかったスネイプは、リリーとAの助けを借りて、ポッターとブラックの前から去っていった。
「もう！なんて酷いことするの！あぁ。セブルス可哀想に。ブラックもAに酷いこと言い過ぎよ！」
「あいつらのことなんて放っておけ。君達が関わったら余計にあの二人が調子に乗るんだ。」
「でも、スネイプ。助けが必要な時は直ぐに先生でも私達でも頼ってね。力になるから。」
「ありがとう、フローレンス。」
そうスネイプが言った後、リリーとAはスリザリンの寮の前でスネイプと別れた。
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さんさん(プロフ) - shoko0619さん» コメントありがとうございます。今後も三人の関係をお楽しみ下さい。 (2019年10月20日 7時) (
レス) id: 1e8fd96323 (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - さんさん、さん更新ありがとうございます。シリウス嫉妬してるのに気づいてなくて可愛いですよね。シリウスフローレンス早く仲良くなってほしいです。楽しみです。 (2019年10月20日 5時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - こちらこそよろしくお願いします。更新楽しみに待ってます。 (2019年10月19日 8時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
さんさん(プロフ) - shoko0619さん» ありがとうございます。そう言って頂けてとても光栄です。毎日少しずつの更新になるとは思いますが、楽しみにして頂けていると聞いて、とても嬉しいです。これからもよろしくお願い致します。 (2019年10月19日 8時) (レス) id: 1e8fd96323 (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - ブラックフローレンス大好きです。これからも更新楽しみに待ってます。頑張ってください。 (2019年10月19日 7時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さんさん | 作成日時：2019年10月11日 23時
