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「まぁ、僕のことはさておき....。リーマスもそろそろ彼女から離れたかった頃だったんだろう？どちらにせよ、君があいつに何も言わなくてもあいつは自分から諦めたよ。」
「...リーマスがAから離れたいって、どういうことだよ。」
「ちょっとは考えて見なよ。リーマスはずっと前からAのこと諦めてたよ。なのに彼女からは想いを寄せられ続ける。いつかはそれに疲れてくるんだよ、たとえ自分も彼女のことを想っていても。」
「.......。」
「そんな所に君がいたんだ。彼女が君のことさえ好きになってくれたらあいつも本当の意味で彼女のことを諦められる。.....実のところ、リーマスは君のことをこれっぽっちも恨んでないよ。」
ジェームズは淡々とシリウスに話し続けた。
「思い出してみなよ。君と話し合ってから、あいつはAと話す時、前よりもよっぽどマシな顔してるよ。つまり、君はあいつがAを諦める口実の一つになったんだよ。」
「いや、そこまであいつは考えて、
「いや。君はそう捉えるべきだよ。本当に今から気持ちを切り替えて、Aをものにしたいんならね。」
「.......。」
「君だってそう考えたほうが楽だよ。心置きなく彼女を口説くことができる。....ねぇ、シリウス。状況は変わったんだ。今君は、親友が好き"だった"子に恋しただけなんだ。ウジウジしてる必要は無い。」
「それでも、Aはまだリーマスのことが好きなんだ。その気持ちを無視しろっていうのか！？」
「馬鹿だなぁ。彼女の心なんて、君の頑張り次第でどうにでもなるじゃないか。自分に自信を持てよ。君は結構、彼女にとって重要な存在になれてるよ。」
ジェームズは真っ直ぐな瞳でそうシリウスに言った。普段ちゃらけている彼から出たその言葉は、何故かこの時、シリウスにとって一番信頼できるものであるした。
「....元気付けてくれてるのか？」
「ま、Aが君のことを好きになるには、あと三年はかかりそうだけどねー。」
「......。」
またいつもの調子に戻ったジェームズは、その後、シリウスとまたいつもの言い争いを始めるのであった。
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ちひろ。！(プロフ) - コメント失礼します！このCSSなのですが、なんて調べれば出てきますか??~_~; (2021年3月11日 17時) (
レス) id: df9615165f (このIDを非表示/違反報告)
烏の宿り木(プロフ) - とても胸に響く作品で、主人公に感情移入しすぎて泣いてしまいました。1年でも2年でも3年でも待ってますのでゆっくりと休んでください。主人公の幸せとさんさん様の幸せを願って（上から目線ですみません）またお会いできる日を楽しみに待っています。 (2020年4月9日 21時) (レス) id: 96c6daa713 (このIDを非表示/違反報告)
さんさん(プロフ) - ぴさん» コメントありがとうございます。余裕がある時にまた作品を更新したいと思います。それまで待っていて頂けると嬉しいです。 (2020年3月26日 5時) (レス) id: 139e20040f (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 更新楽しみにしています>< (2020年3月16日 2時) (レス) id: 5f671b2301 (このIDを非表示/違反報告)
さんさん(プロフ) - 玲さん» また時間がある時に、玲さまの作品も拝読したいものです。ご理解のあるお言葉、本当にありがとうございました。これからも少しずつではありますが、お話を楽しみに待ってくださる方の為に頑張ります。 (2020年3月7日 2時) (レス) id: 139e20040f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さんさん | 作成日時：2019年12月22日 22時
