4月14日 ページ39
.
初めての彼氏に初めてのプレゼント
嬉しすぎてにやけてしまう
.
「ね!沖田さん、着けてもらえます?」
「は?んなもん自分でつけやがれ」
「・・・だめですか?」
「・・・後ろ向け」
ちょっとおねだりすると許してくれる、そんな彼が大好き
.
.
「・・・どー、ですかね」
「あぁ、いいんじゃねーの?」
「可愛いですか?」
「だから、いいんじゃねーのって言ってんだろィ」
言葉にしてほしいのに
.
「可愛いですか?」
「・・・」
眉間にしわを寄せてじっと私を見つめる
今日くらい言ってほしい
録音したいくらい聞きたい
.
.
.
「・・・まぁ・・・可愛い、と思う」
「え!?」
「誰がつけても」
「・・・は?」
ほめてないじゃん!
「何でィ、ちゃんと可愛いって言ったけど」
「・・・いいですもー」
「・・・」
この人ってほんと・・・分かってない
.
.
.
「・・・A」
「なn・・・」
むすっとした顔で彼を見ると口に柔らかい何かが触れた
あれ?っと思ったときには彼は離れていた
.
「・・・好きでさァ」
「・・・あ、あ・・・え」
「マジで好き。誕生日おめでとう」
「え?」
「俺から離れたら許さねぇから、じゃ」
「お、沖田さ・・・」
呼んだ時には彼は玄関から消えて仕事に戻ってしまった
「な、なに・・・今の」
あの沖田さんが私に好きって?
嘘、本当!?
.
足の力が入らなくなってへなへなとその場に座り込んでしまった
「もー・・・大好きですよばかぁ・・・」
彼から離れてやるもんか!
そう心に決めてぎゅっとネックレスをつかんだ
.
.
.
「あ、沖田さん、おか「俺寝るから邪魔すんな」え?」
いつものアイマスクを出して自室で寝始めた
.
「沖田さん?どうかしました?」
「気分が悪ィんでィ 話しかけんな」
「たしかに・・・ちょっと顔が熱そ「消えろ」すいませんでしたァァァ」
殺気を感じて山崎は逃げていった
.
「・・・ったく、可愛いってもんじゃねぇだろィバカが」
彼女のことで頭がいっぱいの隊長さんでした
.
.
.
End...
13人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ののか - ありがとうございます!更新がんばりますね!!(*^^)v (2016年3月23日 22時) (レス) id: 2c63d92311 (このIDを非表示/違反報告)
前原@無理ゲーはパス - とても面白いです! 更新、ファイト( ´ ▽ ` )ノ (2016年3月23日 21時) (レス) id: b2745d9692 (このIDを非表示/違反報告)
ののか - よろしければ感想よろしくお願いしますm(__)m (2016年3月12日 16時) (レス) id: 2c63d92311 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おはなののか | 作成日時:2016年3月3日 22時