Part50 ページ4
「よお。すまんな」
夕方18時半。
兄の家のインターホンを鳴らすと兄が出てくる。
今日は金曜日のため私は兄の家に泊まることになった。
奥さんは実家に帰っているらしい。
『奥さんいないの寂しいからって私呼んでない？』
「バレました〜」
兄が悪戯な笑みを浮かべる。
特に用事はないし、私も兄といるのは楽しいからいいのだが。
『なんのゲームやるの？』
「ジェイソン」
4人のジェイソンの実況はよく見ていた。
ガッチさんがやたらうまかったイメージがある。
しかし私はあのゲームをしたことがない。
『私ジェイソンやったことないよ。』
「だから面白い。」
実況の準備するわ、と兄が実況部屋に向かう。
私もそれについて行く。
兄は慣れた手つきでゲームを起動させ
通話ソフトを立ちあげる。
初心者の私には全くわからないが実況をするために必要なソフトなどがたくさんあるようだ。
「通話開いとくからおっさん達と話してやってくれ〜」
兄はそう言ってゲームの設定を進める。
パソコンの画面を見ると、通話画面が表示されていた。
まだ誰も入ってきていない。
私はスマホで4人のジェイソン実況を見返すことにした。
「いや本人の前で見るのやめてくれない？」
『予習だよ。』
「俺らの動画見たとこで予習にならねぇって」
『そんなことないよ。私このゲーム全くわからな「Aちゃーーーん！！！！！！！！」』
会話の途中でパソコンからものすごい音量で私を呼ぶ声が聞こえ、私は驚きのあまりスマホを落としかける。
「うるせぇよレトルト」
『びっくりした…お久しぶりです。』
「久しぶり。うっしーから聞いてるよ〜」
「聞いてなくてあの叫びだったらやばいだろ」
久しぶりのレトルトさんの声。
レトルトさんからは定期的に連絡が来ていたせいか
あまり久しぶりだと言う感覚がなかった。
しばらくレトルトさんと談笑していると
「お待たせ〜」とガッチさんが入ってきた。
「Aちゃん、久しぶり〜」
『ガッチさん、お久しぶりです。』
ガッチさんとは連絡も特に取っていなかったため
本当に久しぶりに感じた。
「A、ガッチさんジェイソンになったら終わり」
『動画みたよ。キレたら強いんだよね』
「あの事は忘れてほんと笑」
集まった人達で談笑をしていると
時計は19時半を指していた。
『…キヨさん遅いね？』
「いつもだから。」
「いるから。いるから。」
突然のキヨさんの声に3人は驚いた。
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レイル(プロフ) - ヴォルツさん» ああ！ありがとうございます(;_;)拙い妄想ですが今後も読みやすい文章書けるように精進します！ (2021年7月12日 22時) (
レス) id: e255db2dfa (このIDを非表示/違反報告)
ヴォルツ(プロフ) - レイルさん» Part59の4人が助けに来る所です！レイルさんの書く文章は想像しやすくてとても面白いです！ (2021年7月12日 3時) (レス) id: 4978563734 (このIDを非表示/違反報告)
レイル(プロフ) - ヴォルツさん» コメントありがとうございます！この回…どの回でしょう…！でも楽しんでいただけて嬉しいです(;_;) (2021年7月4日 17時) (レス) id: e255db2dfa (このIDを非表示/違反報告)
ヴォルツ(プロフ) - この回めっちゃ格好ええ (2021年6月21日 22時) (レス) id: 4978563734 (このIDを非表示/違反報告)
レイル(プロフ) - nekorinn0920tyaさん» 嬉しいコメント本当にありがとうございます。待っていただなんて…！(T_T)そのお言葉でまた執筆意欲が湧きます...ありがとうございます！ (2020年9月21日 18時) (レス) id: 14406d6075 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイル | 作成日時：2019年9月13日 16時
