Part15 ページ16
ーーー『すみません、お待たせしました。』
わたしは完成したカレーとおつまみ
そして飲み物とコップを机に並べる。
「めっちゃ美味しそー！！！てかカレー以外にもあるやん！！」
『ガッチさん夕飯食べたって言ってたので…せめておつまみなら食べやすいかなと…』
「ちょっとうっしー、Aちゃんいい子すぎない〜？」
「自慢の妹っすよ。Aの料理超うまいし」
ヨイショするガッチさんにハードルをあげる兄。
やめて、とだけ言って私も兄の隣に座った。
『すみません、飲み物完全に私の好みで買ってきちゃいました。一応お茶お酒ジュースは揃えたのですが…』
「え、綾鷹あるんだけど！！！」
突然声をあげたキヨさん。正直ビビった。
『苦手でしたか…？すみませんわたし綾鷹好きで…』
「神かよ。いや神だわ。おれ綾鷹好きで有名だから！！」
『それは知らなかったです笑』
どうやらキヨさんは綾鷹をほぼ毎日飲んでいるらしく、ファンの間でも周知の事実だそうだ。
初耳だ、というと「ほんとに実況しか見てないんだな」とみんなに言われ申し訳なくなった。
みんな口々にいただきますと言って食べ始める。
いつも自分で食べる分しか作らないから実は少しみんなの反応が気になって不安である。
「うめぇー！え、このカレーなんか肉の味凄いする！めっちゃうまい！」
レトルトさんがそう言うとガッチさんが「え、俺も食べてみたい！」と言ったので小皿に少量だけ盛って渡す。
「あ、美味しいこれ！なんか新しくない？初めて食べる味っていうか。いい意味で新しい！」
「Aのカレーひき肉と普通の豚肉両方入ってるんだよな。」
『うん。昔教えてもらってからずっとそう…。』
「へぇ〜誰に教えてもらったの？」
ガッチさんが言った。
私は固まってしまい、上手く言葉がでなかった。
目も合わせられず泳ぎっぱなし。
心做しか変な汗をかいてきた。
『あっ…え、ええと…』
「ばあちゃん。俺が学生だったくらいの時に死んじまったばあちゃんに教えてもらった。な？」
兄が横から言う。私は兄を見た。
「なに忘れてんだよ笑」
と笑ってまたカレーを食べ続けた。
「そーなんだ？お婆さんセンスあるね」
「…にんじん。」
キヨさんがボソッと呟いた。
キヨさんの方を見ると「にんじん入ってんだよね？」と聞かれた。
『あ…かなり小さく切ってみたんですけどダメでした…？』
「「「子どもかよ」」」
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kyyyyy(プロフ) - 佳奈さん» ありがとうございます！なかなか更新出来ずにいますが、是非気長に待っていただけると嬉しいです泣 頑張って更新します！ (2019年8月17日 12時) (
レス) id: 0d836efdc2 (このIDを非表示/違反報告)
佳奈(プロフ) - めっちゃ好きです。楽しく読ませていただいています！更新頑張ってください、応援してます！ (2019年8月16日 23時) (レス) id: 126972c2b9 (このIDを非表示/違反報告)
kyyyyy(プロフ) - ポームポーム様 ありがとうございます！お昼は食べてください笑 亀更新ですが是非これからも応援よろしくお願いします！ (2019年7月8日 18時) (レス) id: 0d836efdc2 (このIDを非表示/違反報告)
ポームポーム - コメント失礼します。本当に面白いです！ついお昼食べ損ねちゃいました(笑)それぐらい面白いし、楽しく読ませて頂いてます！！更新待ってます！頑張ってください^ ^ (2019年6月15日 12時) (レス) id: 342bde7b9f (このIDを非表示/違反報告)
kyyyyy(プロフ) - loveel1216様 本当ですね！ご指摘ありがとうございます！訂正しておきます！これからもこの小説をよろしくお願いします！ (2019年6月5日 11時) (レス) id: afe7e0534c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイル | 作成日時：2019年2月25日 22時
