Part14 ページ15
ーー『ちょっと買いすぎちゃったかな…。』
大きめの袋を抱えてやっとインターホンを押す。
するとキヨさんが出迎えてくれた。
「おかえり。」
『あっお邪魔します…！ありがとうございます。』
この家のインターホンを鳴らすとキヨさんが出てくる仕組みなのだろうか…。
「晩飯なに？」
もうすっかり敬語がとれたキヨさんが袋をもってくれながら言う。
『すみません、ありがとうございます…カレーなら外れないかなと思ったのでカレーで…。』
「最高。人参は入れないで。」
『あれ、意外と子ども舌ですか…？笑』
子どもみたいなことを言うキヨさんの後をついて部屋に向かう。
「おれ野菜嫌いで結構有名だよ？」
『それは…胸張ることではないですね笑』
なんて軽口を叩きながら私達は部屋に入った。
「おーおかえり。ありがとなA。」
「Aちゃんおかえり！何作るの？！」
『カレーにしようかなと思いまして…！』
「レトさん俺さっき聞いたばっか笑」
おかえりと言う言葉をかけられるのがとても懐かしい。
私は台所を借りる旨を伝え、カレーを作り始めた。
あまり自炊をしないというのも納得なくらい食器や調理器具たちは綺麗だった。
「そこにあるお皿全部綺麗だから使っていいよ！」
「綺麗ってレトさん使ってないだけでしょ」
キヨさんのツッコミに笑いつつ料理を作りはじめると、4人は座ってゲームを始めた。
打ち合わせ終わってるみたい…急いで作らなきゃ。
私はなるべく手際よく作るよう進めた。
ガッチさんは奥さんのご飯を食べてきたからいらないと言っていたけどお酒を頼んだということは飲むつもりだろう。
そう思ってガッチさんも何か食べれるように
おつまみを作ることにした。
私が本当に何もする気になれない、せめて何か食べないとという時によく作る、チーズを餃子の皮で包んで焼くだけのちょっとしたおつまみ。
加えて棒状のサラミを薄く切ってお皿に盛り付ける。
普段はバーッと入れちゃうけど、人に出す料理だからいつもより丁寧に並べた。
その他にも野菜を素揚げにしたり
えのきと鶏肉をバター醤油で炒めたり
男性4人分の料理を作るのはなかなか無い体験なこともあり結構頑張った。
メインのカレーも同時に作り、おつまみが全部完成した頃に炊飯完了の音がした。
その音を聞いた彼らはゲームの手を止めて期待の眼差しでこちらを見ていた。
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kyyyyy(プロフ) - 佳奈さん» ありがとうございます！なかなか更新出来ずにいますが、是非気長に待っていただけると嬉しいです泣 頑張って更新します！ (2019年8月17日 12時) (
レス) id: 0d836efdc2 (このIDを非表示/違反報告)
佳奈(プロフ) - めっちゃ好きです。楽しく読ませていただいています！更新頑張ってください、応援してます！ (2019年8月16日 23時) (レス) id: 126972c2b9 (このIDを非表示/違反報告)
kyyyyy(プロフ) - ポームポーム様 ありがとうございます！お昼は食べてください笑 亀更新ですが是非これからも応援よろしくお願いします！ (2019年7月8日 18時) (レス) id: 0d836efdc2 (このIDを非表示/違反報告)
ポームポーム - コメント失礼します。本当に面白いです！ついお昼食べ損ねちゃいました(笑)それぐらい面白いし、楽しく読ませて頂いてます！！更新待ってます！頑張ってください^ ^ (2019年6月15日 12時) (レス) id: 342bde7b9f (このIDを非表示/違反報告)
kyyyyy(プロフ) - loveel1216様 本当ですね！ご指摘ありがとうございます！訂正しておきます！これからもこの小説をよろしくお願いします！ (2019年6月5日 11時) (レス) id: afe7e0534c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイル | 作成日時：2019年2月25日 22時
