第2話 ページ3
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瀬名泉side
目の前に現れたのは王様によく似たオレンジ色の髪の翡翠色の瞳を持った子だった。その目はどこか闇を帯びていて今にもいなくなりそうな空気を纏っていた
小さいのにどこか存在感の強いその姿はボロボロになっていた時の王様を彷彿とさせた
「A)、、、名前、、」
「ん？あぁ、俺は瀬名泉。よろしくねぇ」
「A)、、よろしく、、、セナさん」
やっぱ王さまそっくりだねぇ、、、
俺のことそう呼ぶのはこの兄妹だけだと思うけど、まぁ…嫌いじゃないけどねぇ、その特別って感じは
「嵐)あらぁ？王さまに泉ちゃん、その子は？」
「レ)ナル‼」
「なるくんじゃん、この子は王さまの妹。」
「A)、、、よろしく、、、」
「嵐)アタシは鳴上嵐よぉ、よろしくね」
「レ)ナル！妹のAだ‼A、挨拶しような」
「A)…月永Aです。…よろしくね、ナルさん」
「嵐)アラ、可愛いわね〜Aちゃんって言うのねぇ王さまにそっくりだわぁ」
きゅんきゅんしちゃう〜💕とか言ってるクソオカマの言動に何か気に入らない部分があったのかAちゃんがムスッと頬を膨らませた。
その動作は怒った後の拗ねた王様と瓜二つ、ほんと…ちょーうざぁい
似すぎでしょ〜この兄妹。
どこぞの吸血鬼兄弟とかぶってるんですけどぉ…
「A)、、、そっくりじゃない(ムスッ)」
あー、そういうことね
もしかしなくても反抗期真っ只中だねぇ
こりゃあ王様も泣きついてくるわけだねぇ…
「嵐)あらあら？ムスッとしちゃって、、もしかして反抗期かしら？かーわい❤」
「A)、、かわいくない、、がるるっ」
なるくんのほう見て威嚇してる姿まで作曲の邪魔したやつにする王さまの口癖そっくりだしぃ？
ホント、どこもかしこも似すぎててちょ〜ウザァい
「嵐)あはっ、その口癖も王さまそっくりねぇ」
「レ)だろ？オレとAものすごく似てるんだよなぁ曲の雰囲気とかも何か妙にそっくりなんだよ」
「兄妹だからじゃないのぉ〜？いっつも王さま見て育ったんでしょ、だったら似てても不思議じゃないしねぇ〜…」
「レ)てことはいつも見ててくれてたのか⁉嬉しいぞA〜‼」
「ッし、知らないもんっ‼」
「顔、真っ赤だよぉ〜Aちゃん？」
好きなら素直になればいいのにねぇ…
俺みたいに上手に愛情を向けられなくなっちゃうからさぁ…
「嵐)あらあら(フフッ)」
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さっくん(プロフ) - ベベンべエエェェさん» ありがとうございます！忙しくてなかなか手をつけられないことが多いんですがそう言ってもらえると頑張れます！(*´∇｀*) (2022年4月7日 0時) (
レス) id: c2af65d6eb (このIDを非表示/違反報告)
ベベンべエエェェ - 面白い！投稿待ってます！ (2022年4月6日 23時) (レス) @page32 id: ce3d8a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
ベベンべエエェェ - (*‘ω‘ *) (2022年4月6日 23時) (レス) @page32 id: ce3d8a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっくん | 作成日時：2021年4月28日 23時
