【食戟のソーマ】誘いと罠【第3章】

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叡山先輩の言ったことなんてもう気にしちゃダメ！


さぁ！創真の様子見をーっとな


ガラッと調理室の扉を開けると、案の定創真が……

「おそまつ！」


A「………え？」




目の前にいたのは、なななんと、あの創真の対戦相手の………


美作「……ん？あぁ、薙切Aか」


美作昴くんだった………


A「は、ひ、あの、なんでもないです」

同級生なのにこんなに動揺して敬語になっちゃうし……


しかもさっき、創真のお粗末！の真似してたよね？！


まさか美作くんのパーフェクトトレースと言われる所以ってこれなの！？


こ、こわいなーにんげんってー


美作「幸平創真なら極星寮にいるはずだぜ

今頃ビーフシチューのアイディアでも作って、3品程度の試作を作るはずだ」

は、へ？なななんでそんなことまで知ってるののの！？

A「あ、あー、そうですか……

美作くんも、その、ビーフシチュー……を？」


美作「？ああ」


え、えーーーー


A「失礼しました〜〜……」


バタバタ調理室を後にした私


まずい、これはまずい！！


作る品をもう知られちゃってるじゃん！！


なんとかして奪回策を………


『彼の力でなんとかしなければ、この先も……』

A「………う……」


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