番外編 指令、そして偽りの平和 ページ23
これはEND2の先です。
※電話越し→『』
インカム越し→《》
プルルル...
オス「はい。もしもし？」
『もしもしオスマン？指令だよ〜。』
オス「分かった。何？」
『日常国に外交に行ってきて。』
オス「...は？」
『日常国に外交に行ってきて。日常国、傘下に入る気なら滅ぼさないでおくし、入らない気なら滅ぼしてまで人材としてとるつもりだから。元々仲、よかった国でしょ？』
オス「え、いや、なんで...」
『...そ。じゃあ宣戦布告してくるね？』
オス「...分かった、外交に行くわ。」
『あはは〜。理解が早くて助かるよ。頼んだ。』
ガチャ
ツー、ツー...
グル「オスマン。どうした？」
オス「グルッペン...日常国に外交に行ってきてやって。傘下に入らなければ滅ぼすて...」
グル「...クソ...すまない。降参してしまったせいだ。」
オス「いや、俺らにはNOという選択肢はあらへん。NOといったら即終わり。選択肢にあるけど結局はYESめぅ。」
イベ「オスマン。早く準備をして下さい。」
オス「イベリス...降参すると知った途端に呼び捨てし始めたな...」
イベ「宣戦布告してもらいます？」
オス「クッソ...」
───────
日常国
オス「はぁ...気が進まんわ...」
イベ「五月蝿いですよ。もう外交しますから。」
───────
クロ「よろしくお願いします。」
オス「...よろしくお願いします。」
クロ「...オスマンさん...」
イベ「失礼。オスマン外交官は現在、α国の外交官です。要件を言わせて頂きます。」
クロ「...」
オス「はぁ...日常国はα国の傘下に入らなければ、宣戦布告させて頂きます。大人しく入れば何もいたしません。α国総統より伝言です。」
イベ「お返事は今日中にお願いしますね。」
クロ「嘘でしょ...はぁ...ぺいんと国王と話合っても？」
オス「...ﾁﾗｯ」
イベ「問題は御座いません。それでは。インカムを置いておきますので、月が見えるまでにお返事を。オスマン外交官。帰りますよ。」
オス「ぇ...」
イベ「それでは。懸命な判断をされることを望みます。」
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作者名：くらうん@ルウ 低浮上 | 作成日時：2022年8月8日 20時
