#6 ページ7
マルフォイ否、ドラコはなぜ私の名前を知っていたのだろうか。
これまで一度も関わったことがなかったのに。
『プリシラ、デートはどうだった？』
にっこにこの笑顔で寮に戻ってきた彼女は部屋に入るとベッドになだれ込んだ。
｢…最っ高でした。｣
一応彼氏はいたものの恋愛にはほぼ興味がなかった。
恋愛小説も多少は読んだが、あまり好感は持てなかった。
でも彼女は他の女の子が言うようなドキドキを体験してきたのだろう。
そう思うと少し羨ましく感じる。
階段から突き落とされた時の彼と居る時は、もっと一緒に居たい、離れたくない、などの感情が一切湧かなかったから多分、あれは恋じゃなかったのだろう。
｢何回も好きだよって言われちった…
ドキドキしすぎて死ぬかも…｣
幸せそうだ。
『お風呂はいってもう寝なよ、明日からまた学校だよ』
｢あんたはピクニックどうだった？
いい天気だったよね今日。｣
『あー、うん。いい天気だったけどね。
マルフォイが来たよ。』
シャワールームへ伸びていた体をこちらに引き返し先程のテンションとは比べ物にならないくらい冷静に私の隣に座った。
｢…で、話したの？｣
見つめてくる目が怖い。
『う、うん。
お礼も言ったし、髪の毛が綺麗って言われた。
それに何故か私の名前を知ってた。なんでだろ』
これに関してはプリシラも分からないらしく、眉間に皺を寄せていた。
｢んー？あんたそこまで有名になるほど何かしたわけじゃないもんね。｣
『うん』
まぁまぁとプリシラをシャワールームに促し、ベッドに潜る。
あの太陽に照らされた白いキラキラした髪の毛が忘れられない。
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魔法使い隊 - これからも頑張ってください。 (2021年5月19日 16時) (
レス) id: b2f17d6310 (このIDを非表示/違反報告)
苺 - もちろんです。喜んで。 (2021年5月9日 17時) (レス) id: b2f17d6310 (このIDを非表示/違反報告)
世羅(プロフ) - 魔法使い隊さん» ありがとうございます！家族で趣味が合わないって辛いですよね。亀更新で駄文ではありますが楽しんでいただけてとても嬉しいです。長編の予定ではあるので、完結までお付き合いお願いします(^^) (2021年4月22日 0時) (レス) id: 356be02cb9 (このIDを非表示/違反報告)
魔法使い隊 - とっても面白いです。家では、皆ハリー・ポッターが好きじゃないのであまり話しは出来ませんが世羅さんの作品を読むと楽しくてそんなこと忘れてしまいます。 (2021年4月20日 18時) (レス) id: b2f17d6310 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：世羅 | 作成日時：2021年4月11日 1時
