伍拾弐 ページ15
虎「…い、おい、A！！」
『ッ、何だ』
虎「いや、呼びかけても反応しなかったから…」
『スマン、考え事してた』
釘「取り合えず伏黒追いかけるわよ」
『嗚呼』
伏「〜…」
『…あ、いた』
虎杖と釘崎が近づく。
釘「なんで伊地知さんと話してんの？」
虎「津美紀の姉ちゃん無事だったか？」
伏「問題ない。それより任務の危険度が吊り上がった」
『ゑ』
伏「この件は他の術師に引き継がれる。オマエらはもう帰れ」
『は、ちょっ…他の術師って居るのか』
伏「居るだろ。取り合えず車乗れ」
虎「オマエらって伏黒は？」
伏「俺は武田さんに挨拶して帰る。ほら行け！！」
『ちょっ、恵オマエそう言って…』
伏「A」
『…何だ』
伏「それはオマエだろ」
『ゑ』
伏「すぐ追いつくから大丈夫だ」
ポンッと頭に手を乗せる。
『…分かったよ』
そして大人しく車に乗り、発車する。
『…』
虎「…A、釘崎」
『…分かってるぞ。恵の性格ってそういう感じだからさ』
釘「えぇ」
夜＿
『いた』
八十八橋の下。
伏黒を見つけた3人は気配を消して忍び寄る。
釘「自分の話しなさ過ぎ」
虎「だな」
釘「ここまで気づかないなんてマジでテンパってるのね」
虎「別に何でも話してくれとは言わねぇけどさ…せめて頼れよ。友達だろ」
『戦友であり友人であり。頼ってくれねぇのはさすがに悲しいぞ』
伏「…津美紀は寝たきりだ。この八十八橋の呪いは被呪者の前にだけ現れる。本人が申告できない以上、いつ呪い殺されるか分からない。だから、今すぐ祓いたい。でも任務の危険度が上がったのは本＿釘「はいはい。もう分かったわよ」…」
虎「はじめっからそう言えよ」
『オマエは自分で解決させようとし過ぎだ。何のために私達が居るんだよ』
伏「…スマン」
『…くっふふ…まぁそこも恵らしいってとこなんだよな』
伏「！」
『行こうか』
虎「嗚呼！」
伏「…嗚呼」
『確か条件が「夜に下から橋の下の川を渡る」だったよな』
伏「彼岸に渡る行為は呪術的に大きな意味を持つらしい」
『という事はすぐに出てくるって事か。よし武器用意ー』
二本の刀を腰のベルトに差し、手袋をはめる。
そして、4人は川を跨ぐ。
すると呪霊が出てくる。
虎「出たな」
釘「祓い甲斐がありそうね」
『だな』
口角を上げ、目を細める。
『(あ、刀折らないようにしねぇと…)』
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プスメラウィッチ - 雫さん、オチアンケートは何月何日までですか？ (2022年2月1日 21時) (
レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - プスメラウィッチさん» アンケートをもうそろそろ作ろうかと考えてます。五条さん人気ですからね、多分五条悟オチになるかと思います。それか、それぞれのエンドで書く、と言うのも考えてます。申し訳ないのですが、しばしお待ちください (2021年4月16日 18時) (レス) id: 3cb4825c67 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 雫さん、五条悟オチでお願い出来ますか？ (2021年4月16日 9時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雫 | 作成日時：2021年4月11日 18時
