95 ページ49
箕浦「貴様の舌先三寸はもう沢山だ!
杉本!見せてやれ」
杉本「ですが…」
箕浦「此処迄吠えたんだ
納得すれば大人しく帰るだろう
これ以上時間を無駄にする訳にはいかん
此奴に銃を見せてやれ」
其の後杉本は押し黙った
其の異変に箕浦は訝しんだ
箕浦「おい、如何した杉本」
乱歩「幾ら此の街でも素人が銃弾を補充するのは容易じゃない
官給品の銃なら尚更だ」
箕浦「何を黙ってる杉本!」
杉本は其れでも動かない
乱歩「彼は懸命に考えてる最中だよ
使ってしまった3発分の銃弾について
如何言い訳するかをね?」
杉本は其の言葉に目を見開き息を吸う
其れでも箕浦は声を出す
嘘であれと、そんなはずないと
箕浦「杉本!お前が犯人な筈がない!
早く銃を見せろ!」
杉本は考える様に押し黙り
其の場を動かない
『こりゃ拙いですね…』
そう呟いたAは全員の視界外で
異能を発動させる
『異能力【終焉が来る前に】、ジョジョの奇妙な冒険、
杉本はホルスターから銃を取り出す
箕浦は渡してくれるのだと思いそうだ杉本と云った
だが、杉本は引金に指をかけ、撃鉄を引いた
太宰と敦は其の事に気付き
苦虫を嚙み潰したかのような顔に代わる
其の儘杉本は銃口を乱歩に向けた
太宰は敦の後ろに回っている
世界(ザ・ワールド)』
16人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月夜のジョバンニ | 作成日時:2021年12月6日 0時